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難民乗せた列車が国境で足止め、伊仏間で一時緊張


(CNN) 北アフリカからの難民を乗せた列車がイタリアからフランスへの入国を一時的に阻まれ、両国政府の間の緊張が高まった。しかし18日になって、両国が協力して解決に当たる姿勢を示し、事態打開に動いている。

チュニジアからの難民を乗せた列車は17日にイタリア国境の町ベンティミリアからフランス・コートダジュールのマントンに入ろうとして当局に入国を阻まれた。イタリアはチュニジアの難民に一時的な居留許可証を発行して欧州連合(EU)域内の人の自由移動を認めており、同日、フランスに抗議した。

列車は約6時間にわたって止められた後、夜になって運行を再開。イタリア外務省は18日の記者会見で、問題は前日に解決したと述べ、「移民問題については両国の内務省の間で対話を続けている。(両国の間に)緊張はない。われわれは協力して移民問題の解決に向けた措置を探る」と強調した。

フランスのグアン内相も同日、この問題をめぐってイタリアとの緊張が続くことは望まないと述べる一方、イタリアが同国に入国したチュニジア難民2万5000人以上に居留許可を出したことについては「EUの多くの国が強く反発している」とした。

フランス内務省によれば、国境は閉鎖したわけではなく、チュニジア難民を支援する無許可の抗議活動により、「危険を防止するため一時的に流入を止めた」という。問題の列車には、フランスへの入国を希望するチュニジア難民60人と、それを支援する団体のフランス人およびイタリア人メンバー約300人が乗車していた。

グアン内相は、イタリアの決定は受け入れるとしながらも、難民が経済的に自活できると証明することを条件として挙げた。フランスはシェンゲン協定に違反していないとも強調している。同協定では、EUの25カ国間はパスポートなしで越境できると定めている。

今回の難民問題は、1月に北アフリカから中東諸国へと広がった政変のあおりで発生した。チュニジアやリビアからの脱出者が欧州へ大量に流入し、各国政府は難民危機を食い止めようと苦慮している。

イタリアの沿岸警備隊によると、同国とチュニジアの間にあるランペドゥーサ島には3月中旬だけで、24時間の間に少なくとも1623人の難民が押し寄せた。

同国外務省は、リビアからも最大で30万人が出国を試み、イタリアに流入する可能性があると見ている。


http://www.cnn.co.jp/world/30002484.html
http://www.cnn.co.jp/world/30002484-2.html



難民認定とは、ある国において当該国の政府から居住許可を得ていない人物を本国に

帰還させた場合、人種、宗教、国籍、その他特定の社会的集団の構成員であることや、

政治的意見を理由に迫害される大きな危機があると考えられる場合に当人を難民と

認定して居住許可を与えるための手続・制度をいう。


日本での難民の扱いは国連の『難民の地位に関する条約』に基づいて、

国連難民高等弁務官の指導の下、厳格な難民認定を行っているので、

日本に難民申請してもその条件を満たして難民認定を受けることが困難なため、

他国と違い難民が余り入ってこない閉鎖的な部分が大きいようです。


反面、難民の受け入れが容易な国だからと言う理由でヨーロッパ等に逃げ込んだとしても、

言葉も通じない土地で生活していくのは難しく、受入れた側も無為材的な援助だけでなく、

コミュニケーションの難しい難民との間で摩擦が多く発生し、犯罪や暴動に繋がりかねない

危険もあり、リスクは大きいようです。


 

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