Nicotto Town


TANA☆BEのあたまンなかは…


あの日から④、山笑う。笑われているのは誰?

「故郷や どちらを見ても 山笑う」
 
               正岡子規

こんばんは、週末のほうが忙しいTANA☆BEです。
今回の花見は、出来なかった「のど自慢」を会社の中で
再現しようと画策中で準備に手間取っております。

今日は、午後から無理やり仕事を休みにして子供たちと
満開の三春・滝桜を見に行きました。
10年前から桜を観光の目玉としてきたこの町の滝桜は
例年なら、車なんか入れないぐらいの大混雑。
高校時代木の幹のそばで昼寝をしたことなんか、まるで
嘘のような込み合いのハズになるのですが、
今年は、あれのおかげで人がおらず、足が遠かった滝桜に
久しぶりのあいさつを済ませてきました。

さて、前回のブログの反省点、ちょっと暑苦しかったかな?
心にことんと落ちるブログを目指しているところが、
熱弁をふるってしまい、趣旨に反してしまった。

②では「腐海ほとり」ならぬ、「放射能のほとり」と表現しましたが、
では実際、20km圏・30km圏はどんな景色か想像できますか?
見渡す限りの赤茶けた荒野?
それとも、黒い雨の降る薄暗い平原?
おどろおどろしい、煙の立ちこめる山林?
スクリーントーンS-3062あたりを使った、ベタ多用の
暗い景色?

察しのよい方は気付かれていると思いますが
立ち入りの制限されているこの地域の景色は
まったくと言っていいほど、今まで通りの景色です。
放射線を発生させる物質、放射能は目に見えるほど
大きくも匂いもなく、放射線も特に目に見えるわけでも
ありません。

町はただ人影が無いだけでいつも通りの佇まいで、
雪が降れば雪景色。
雨が降れば雨模様。
春になれば、つくしが顔を出し、福寿草が黄色い花を付け、
ウグイスが谷鳴きをします。
梅はいま満開、人のいない学校の校庭の桜もそろそろ
咲くころでしょう。

確かに津波で瓦礫の野原になっている地域もあるでしょうが、
おおむね、人がいないだけで景色は今まで通り、変わりません。

放射線も短期間ならラドン温泉に入浴するぐらいで、
別にすぐガンになったり、焼けただれて死ぬわけでもありません。

子供たちとどんどん春になっていく風景を見ながら、
ひと雨ごとに緑を増して行く山に、
なにをそんなにニンゲンは怖がっているの?
今年もまた来たよ?もう春になっているんだよ!

と、笑われているような気がします。

猪苗代湖ズの渡辺俊美さんの出身、富岡にも「夜の森の桜」
があります。
私も毎年、見に行っていたのですが、きっと瓦礫の中で、
いつも通りに花を咲かせ、散ったことでしょう。
今年は残念ですが来年、あえるのを楽しみにしましょう。





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2011/04/26 22:02
こんばんは^^
いついかなるときも、桜や草花は自然に咲き乱れて
営みを感じさせてくれますね^^生きてるって素晴らしい。

こちらももうじきかな…^^
ニコタは写真がアップ出来ませんからねwアハハ。そこが良くもあるんですが♪
綺麗な花が咲きますように。
今夜もお邪魔しました♪
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2011/04/26 03:13
ミーママ様>
非常に滑稽です。外の動植物からしてみれば、
「ひとりボケ、ひとり突っ込み」をしている芸人さんにひとしいでしょう。
迷惑度合いから、動植物界の「江頭2:50」…

滝桜は良いです。毎年、ものすごいツアー客が押し寄せてきます。
ツアーだと3分咲きでも、葉桜でも見なければなりませんが…
その代わり、ここら辺には、時期がずれて咲く銘木が何本もあるので、
飽きないようになってます。是非どうでしょう。
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2011/04/26 02:52
滝桜写真を追加致しました。!よかったらどうぞ!
http://ta-na-be.cocolog-nifty.com/blog/

のろこ様>樹齢はよくわからないそうですが、
800~1000年程度だそうです。
通常よく見るシダレザクラではなく、固有種なんだそうです。
普通より花弁が小柄でかわいらしく、数が多く咲くのが特徴で、
満開のその姿が、滝壺に落ちる水しぶきに似ていることから
滝桜と名付けられました。
満開のときにはちょっと感動します。一度、いらしてください。
三春町を含むこの辺の春先の気候が変動しやすく、
開花時期がかなり前後してしまうので満開に当たるのは
ごくラッキーなことなので運も必要ですが…。

海月様>
10年前までは、観光地としては無名で、毎年行ってました。
「日本3大巨桜」を冠してから、この時期に観光客がどっと
押し寄せてきたので、近づけず。ほんとに久しぶりです。

はな様>
福島は県土が広いので、各地方で特色がガラリと変わります。
福島が元気になった折り、ぜひともいらしてくださいね。

Necolabo様>
人間のすることなんて、ちっぽけなもんだと痛感します。
地球温暖化になっても、結局困るのは、自分たち人間で
外の動植物には全く関係ないことなんですから。
(確かに絶滅するものもいるでしょうが、長い地球の
歴史の中で絶滅した動植物の数に比べたら微々たる物)
長い年月で動植物たちが培ったものに比べて情けないものです。

ぐわぐわ様>
きっと、立ち位置の違いかも知れません。
「カミサマ」は意外と寛容で、そちら側(自然の側)
に戻ることについては、そんなに抵抗が無いのだと思います。
むしろ、問題なのは人間側で、「カミサマ」側から離れようと
してきました。
なぜなら、「カミサマ」は気まぐれだからです。
この確執は、なんか反抗期の親子に似ている気がします。
いつか、高いレベルで和解ができるといいなぁと思います。
(そのためには、人間側はものすごい努力が必要ですが)

「三春の滝桜」は日本3大巨桜に数えられています。
普通のべニシダレザクラと違い、色がソメイヨシノに近いです。

斜面に咲いているのでよっていくと迫力がありますよ。
ぜひ、いらしてくださいね。
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2011/04/25 22:06
目には見えないモノに振り回されて右往左往・・・。
確かに山に笑われている気がしますね。
福島県の滝桜はとても有名な桜だそうですね~!
以前の画像を見ました!
あの桜、私も間近で見てみたいです!
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2011/04/24 10:04
「自然の営みの中に、人間は含まれていません」…って
言われている様な風景ですね。
山の神様から見たらそうなのかもorz 寂しいですなぁ…

滝桜……滝のように流れ落ちているのですか?^^
満開から散り始めは素晴らしいだろうなぁw想像してしまう♪
すごい♡見てみたい^^!!
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2011/04/24 07:32
同感です^^
地震だろうが、放射線だろうが、地球にとっては「くしゃみ」くらいのものだと思います。
それでも、当たり前のように、花は咲き、散り、また芽吹くのです。

今朝はハナミズキが咲いているのに気づきました^^
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2011/04/24 00:05
福島には2回しか行った事はありませんが
「また行きたいね~」って旦那さんと言ってたんです。

三春の滝桜も見た事がないので
家族で行けるといいなぁ。
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2011/04/23 23:15
ステキな桜を見にいかれたんですね^^
心も癒えたことでしょう♪
よかったですね☆
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2011/04/23 22:42
三春・滝桜って先日のニュースで見ました!
千年も生きている桜だそうですね。とても大きくてキレイでした(*^_^*)
一度、見に行ってみたいものです^^



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