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韓国、白ニョン島と延坪島に多連装ロケット固定配置


 韓国軍当局が、ペンニョン島や延坪島などの西海5島(西海〈黄海〉沖の北方限界線〈NLL〉近くにある五つの島)に対する北朝鮮の砲撃や奇襲上陸に備え ると同時に、広範囲を焦土化できる威力を持つ韓国製の多連装ロケットシステム「九竜」(写真)を配備したことが分かった。

 政府の消息筋 は24日「北朝鮮の挑発に備え、強い威力を持つ多連装ロケットシステム『九竜』を、ペンニョン島や延坪島などに最近配備した。西海5島地域に多連装ロケッ トシステムが常時配備されるのは初めてだ」と語った。昨年11月に発生した延坪島砲撃事件の直後、米国製の多連装ロケットシステム「MLRS」が延坪島に 配備されたものの、これは北朝鮮によるさらなる挑発に備えるための臨時の措置で、12月末に撤収している。

 「九竜」は、直径130ミリ のロケット弾発射筒36本を一束にし、トラックに搭載して移動するもので、射程距離は23−36キロとなっている。北朝鮮が昨年の延坪島砲撃事件の際に使 用した122ミリ曲射砲よりも強い威力を持つとされている。なお、西海5島には10門以上の「九竜」が配備されたという。

 軍当局は、現在陸軍の所属となっている西海5島の「九竜」を、直ちに海兵隊の所属に変更し、これまで多連装ロケットシステムを有していなかった海兵隊が使用できるようにする意向を打ち出したとのことだ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000003-yonh-kr



K-136多連装ロケットロケット砲「九龍」は、韓国で初めて作られたMLRSです。

北朝鮮が多数保有する自走ロケット砲群(旧ソ連製カチューシャ・シリーズとその亜種)に

対抗する為、1980年代に計画・開発され乗員は特別な訓練を受ける事無く容易にこの

システムを扱う事ができ、特別なメンテナンスも必要としないよう作られているそうです。


発射諸元は1.5tトラックの観測車が高さ10.25mのマストで平均/瞬間風速のデータを

収集し、弾道を計算して発射機に送るようになっていて、2種類用意されているロケット弾

が発射される。

一つは長さ2.4m、重さ54kgの高性能爆薬型ロケット弾、もう一つは16000個の鉄球を

内臓した近接信管付きロケット弾。

この ロケット弾の有効制圧範囲は3600平方メートル。射程は20km前後でしたが、

2000年に行われた改良計画で36kmまで延伸され、全弾発射後、再装 填にかかる

時間は最短で約10分にまで短縮されたそうです。

 

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