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韓国次世代主力護衛艦「仁川」、蔚山で進水式


【蔚山29日聯合ニュース】韓国海軍の次世代主力護衛艦「仁川」の進水式が29日、現代重工業の蔚山本社で開かれた。式には同社の李載星(イ・ジェソン)社長、金盛賛(キム・ソンチャン)海軍参謀総長、海軍と防衛事業庁の関係者ら150人余りが出席した。

 「仁川」は全長114メートル、幅14メートル、高さ25メートル。最大時速56キロで進み、航続距離は8000キロ余りに達する。短距離対空誘導弾、速射砲、長距離対艦誘導弾、艦砲、対潜ヘリ、魚雷などを搭載。対空・対艦・対潜戦での攻撃・防御能力を大幅に向上させた。

 戦闘体系、新型3次元レーダー、艦対艦誘導弾、音響探知機などの主要装備を国産化し、潜水艦探知能力を強化した。ステルス工法を適用し、電磁波、赤外線、水中放射音による露出を最小限にとどめ、船体の強度を強化するなど、敵の攻撃から艦艇をより安全に保護できるようにした。

 現代重工業は、2010年3月に「仁川」の建造に着手した。2012年12月に海軍に引き渡す予定。同社は、1980年に韓国初の戦闘艦「蔚山」を建造。以来、イージス艦2隻、KDX- ⅠⅠ駆逐艦3隻、護衛艦5隻、潜水艦3隻、警備救助艦24隻など、計57隻を建造した。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/04/29/0200000000AJP20110429002800882.HTML


仁川は、現在韓国海軍の近海用艦艇の主力となっているウルサン級フリゲイト及び

ドンヘ級コルベットとポーハン級コルベットの後継として計画されていた新型フリゲイト艦です。


1970年代から80年代に建造されたドンヘ・ポーハン級コルベットは1000tクラスの

小型戦闘艦で、北朝鮮境界線の哨戒を主な任務として建造されたため行動半径が

小さく、外洋での行動にも制限があった。

また2000tクラスのウルサン級フリゲイトは水上戦闘用の装備は充実していたが、

対空 ミサイルとしては就役後に搭載された「ミストラル対空ミサイル」しか持たず、

搭載しているレーダーも長距離探知能力は限定的で、経空脅威に対する対処能力には

限界があったうえ、これらの艦艇は21世紀初頭には艦齢が20年以上を越えてしまい、

ウルサン級は構造上の問題や過酷な運用で沿岸警備を主任務としていたが、

無理にリムパック参加などの遠洋航海を行った事などから老朽化が進んでおり、

上部構造物に亀裂が発生するなどのトラブルが生じていた事から新型艦の建造を

急いでいたようです。


これら既存の韓国海軍のフリゲイト・コルベットの後継として計画されたのがFFXと呼ばれ、

1998年10月から「ウルサンI型/ウルサン バッチ1型」の名称で企画検討が開始。

その後、2001年7月から2002年2月にかけて概念設計が行われ、同年7月には

要求性能が確定され、2006年10月から現代重工業との間で基本設計の契約に調印

し、第一次基本設計作業が開始されていました。


 

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