いやぁ～応援疲れた～～～～。

男子シングルの結果は
１位　パトリック・チャン
２位　小塚　崇彦
３位　アルトゥール・ガチンスキー
という結果でした。

いやはや。
実は別なところにある自分のブログで、かつて４～５年前だったか
Ｐ．チャンがシニアに参戦してきた年に、「あと数年したら誰もこの選手に
勝てなくなる」とか書いてたんですよ・・・。
自分で書いておきながら、まさかあの時にはここまでモンスターになるとは
正直思ってなかったヨ。

２位の小塚選手と、なんと３０点近い点差をつけての優勝です。
高橋大輔選手が持っていた歴代最高得点を２０点ほど更新する脅威のスコア。

滑らかなスケーティング、正確なターン、流れのあるジャンプ。
細かなところまですべてにおいて美しい完璧なフィギュアです。
うーん。困ったね。

スケーテイングの巧さでいったら小塚選手もまったくヒケをとらないですけど。
チャン選手のは見ていて「うまいなぁぁぁぁ」と思わず感嘆するけど
小塚君のは見ていて「難しいことやってるなぁ！！」と驚愕する感じ。

ジュニアのころ激しく競い合っていたこの２人、ここへきてまた２人の戦いが
とても見応えのあるものになってきましたね。

そして今期私がもっとも注目していたのは、ロシアのガチンスキー選手。
地元の利があるとはいえ、いきなりシニアデビューでワールド３位はすごい。
ジュニアのころから、ミーシンコーチに、不思議で独特な、解釈の難解そうな
プログラムばかりをやらされて、いっつも不機嫌そうにしている印象だったのが
今期、花開いた感じがあって、見事に彼にしか出せない世界観を作りつつある。
個性が強すぎて好き嫌いが分かれそうですが、私は好きです！！

彼と同世代の日本の選手といえば羽生結弦選手。
ジュニアでは羽生選手が勝っていたので、負けず嫌いな羽生君のことだから
きっと今頃燃えていることでしょう。
この２人のこれからの戦いも、今から楽しみでしょうがない。

我が家的には、高橋選手と、特に相方が肩入れしているミハル・ブレジナ選手の
応援に熱が入りましたけどね。

それにしても、男子最終グループは、高橋・織田・小塚３選手の他は
チャン、ガチンスキー、アモディオと若い選手。
すっかり世代交代したなあ。

そんな中、高橋選手は、この５月に、怪我をした膝に入ったままになっている
ボルトを抜く手術をして、現役を続行してくれるようです。
今期は何かと高橋くんにとっては、不運が続く、ちぐはぐなシーズンだったけれど。
彼についてはまたの機会に。