累卵之危
- カテゴリ:勉強
- 2009/04/18 16:38:39
累卵之危(るいらんのき)
意 味: 卵を積み重ねたように崩れやすく、
きわめて不安定で危険な状態にあること。
解 説: 「累卵」はいくつも積み重ねた卵の意。
危険な状態にあることをたとえていう語。
出 典: 『韓非子』十過、『史記』范雎蔡沢列伝、他
原 文: 故曹小國也、而迫於晉楚之間、其君之危猶累卵也。〔韓非子、十過〕
秦王之國、危於累卵。〔史記、范雎蔡沢列伝〕
故 事: 魏の国の貧乏人の子に生まれた范雎(はんしょ)は
戦国時代に出世のために秦の政治を批評して、
『秦王の国は累卵より危うし』と言い、
さらに『しかし私を用いればお国は安泰でしょう。
不幸にして手紙をさしあげようにも今まで機会がありませんでした。』
と言って秦の下客の列に加わった。
類義語: 重卵之危(ちょうらんのき)
一触即発(いっしょくそくはつ)
一髪千鈞(いっぱつせんきん)
風前之灯(ふうぜんのともしび)
参照:四字熟語データバンク
ゆで卵なら、少しは重ねることが出来るかもね^^
簡単に重ねられないからできた言葉だろうしね・・;
お正月番組のかくし芸大会とかでありそうだよね!w