久しぶりにドラマティックな夢を見た。
- カテゴリ:日記
- 2011/05/04 11:34:13
たぶん寝る前にコロプラ自由帳の「西軍VS東軍」を読んだせいだと思う。
夢の中で私はドラマを見ていました。
主役の男の子の名前がわからなかったので、ひとまず『太郎』ということにしておきます。
ちょーっとグロい表現があるので、そういうの苦手な人は読まないで~
* * *
「西軍が負けたぞ」
東軍の勝利した、ではなく「負け」という言葉を使うことで、心を砕こうとする響きが読み取れた。
太郎は膝の上においていた拳をぐっと握った。囚われの身となってよりずっと、手入れのできていない爪が掌を傷つける。
その痛みで、正気を保つことができた。
どうすればいい。どうすればこの難局を超えられる。
障子越しに下から人の声がし、見張りの男が消える。
しばらくすると、別の男が姿を現した。いや、投げ入れられたといったほうがいい。
倒れ伏した体をあわてて抱き起こせば、それは太郎のよく知る人物だった。
「――――様っ!」
「すまんのう……」
己をかわいがってくれた家老だ。体の具合がよくないと、戦に出るのを断念していていたはずの。
「助けにきたつもりがこの様じゃ……」
言葉が出なかった。ふるふると首を横に振れば、家老の顔が耳に寄せられた。
「戦も負けた。もはやどうにもならん。けれど家康に一矢報いてやろうと思う」
室内には二人だけだ。けれど他の誰にも聞こえぬようにとささやかれた言葉に、太郎は目を見張る。
「掴まる前に、屋敷へ火をつけてきた。できれば燃え広がる前に逃げたかったのだが……。すまぬな太郎、ともに……死んでくれ」
まわされた腕に力がこもり、太郎はびくりと背を震わせた。
(こんなものではなかった。こんなはずではなかった)
(自分が知る関ヶ原は)
(自分が望む関ヶ原は、こんなものでは―――――)
「いけません……」
「太郎?」
「死ぬなどと、そのようなこと、殿が望むとお思いですか」
家老の腕をとり、太郎はきっと前を見据える。
「あきらめてはなりません。最後まで――――」
「ほう」
聞こえた声と、突如暗くなった視界に、二人は顔を上げた。
豪奢な着物がまず目に入り、その上に見事に禿げ上がった頭が乗っていた。
「どちらも挫けぬ、その魂。さぞや美味であろうな」
「!?」
抗う暇もなかった。驚きに開いた唇から舌をつかまれ、小刀でその先を切り落とされた。
「うむ、まこと美味」
深く、いくつもの皺が刻まれた顔が満足げに、そして醜悪に歪んだ。
* * *
っていう夢をね。 早朝に見たんですよ。
おっかしいな…。なんか疲れてるのかしら。
ちなみに助けにきた家老はドラドラの塚地でした。
で、おいおい塚地かよ!って突っ込んだ。
さらにこの後、小刀の男が廊下に出て、そこにいた別の男を刺していなくなるんだけど、
射された男の後ろにまた別のメガネで白髪男がいて、だれー?って思ったら、ウっちゃんだった。
しかもスーツ姿で、自分を模したちっちゃな人形もって。
で、太郎は逃げたらしいんだけど、部屋の中にさまぁ~ずの二人がいて、
「ダメっすよ!穴がつながらないっすよ!!」
とか大騒ぎしていて、
(あー、これ内村プロデュースの企画ドラマか、むりくり参加させてもらった系かな~)
(あ、つながらないのは次元の穴で、太郎はタイムトリップしちゃった子とか、そういう設定なのね)
って、考えているうちに目が覚めた。
ほんとどうしてこうなった。
いややいやいや、断片的なものしかかけないからねえ。
自分が見た夢をこんなふうに表現できるのはやっぱ才能だと思ふ^^
疲れてますね。
ええ、確実に疲れてます…。
疲れてますね。
きっと。たぶん。