ドラマ【江~姫たちの戦国~】【JIN-仁-】
- カテゴリ:テレビ
- 2011/05/09 16:16:08
【あらすじ】関白になった秀吉は、紀伊・四国の平定にも成功し、いよいよ天下人として乗りに乗っていた。しかし何度家康に上洛して忠誠を誓うよう促しても、家康が応じないのが悩みのタネだった。そんな時、秀吉が養子にしていた信長の息子・秀勝が病死。秀吉は代わりに姉の息子を養子とし、死んだ秀勝と同じ名前を名乗らせることにした。家康の一件で業を煮やした秀吉は、江に秀勝を引き合わせるついでに、何かいい案はないかと相談する。江は秀吉は卑怯だと責め、大きな犠牲を払わない限り応じないだろうと言い捨てて去ってしまう。秀勝はそんな江が面白いと笑い出す。
【感想】秀吉の奇策はすべて江の発案という、相変わらず江マンセーのストーリー(;´Д`) 立ち聞きが得意の江は、家政婦の素質がありますよね。今回もう調べるのが面倒だし、どちらかというと不明なことが多く、例えば陣羽織の一件でも、嘘が本当かわかりません。このシーンは秀吉を扱ったドラマだと必ずやってるので、史実なのかなぁとは思いますが。戦と違い、こういう交渉は名前がついておらず、今回は試験に出る史実はお休みです。そして今回の見所は、江の二番目の夫となる秀勝の登場。最初は大俳優の息子、次は大人気のダンサー、三番目は大人気若手俳優と、江の夫は豪華ですよね~。しかし向井理の出番が遅すぎる…(;´Д`) それまでにもっと視聴率が落ちてなければいいのですが。きっと向井のスマートな秀忠は、人気が出ると思うんですけどねぇ。あと、話題の黄金の茶室が見てみたいのですが、やらないのかな。茶室の存在自体は有名でしたが、可動式だとは知りませんでした。まぁ、昨今の低予算大河では無理なのかな…。金の茶室でなく銀の茶室ならアルミホイルで代用できたんでしょうがw いっそのことアルミホイル張って撮って、CGで金色に見せるのはどうでげしょ? などと、今回は感想が少ないので行数を稼いでみたり。
【あらすじ】仁は医学館の多紀から、川越にある徳川家所縁の家の奥方の治療を頼まれる。首に大きな瘤が出来て、婿養子とも疎遠になり、徳川家の血筋を絶やす危機にあると言う。西洋医学所にも話が通っていると聞き、仁は頼みを聞き入れるが、ちょうど仁友堂ではペニシリンの粉末化を研究中で、医師たちはてんてこ舞い。助手として咲が随行することになる。川越の手前の宿場にある旅籠で、仁たちはその旅籠の娘・お初という少女と知り合う。お初の手に偶然触れた仁は、電流が走ったかのように手に痛みを覚えた。
【感想】今日は久々にファーストシーズンの仁先生の活躍が思い起こされるような医療シーンバッチリの回でしたね。こういうのが見たかったのよね。今日の見所はなんといっても血液型判定。そういえば今まで、仁先生は患者の血液型も知らずに、手術をしていたってことだよね。そりゃかなり怖いなぁ。現代の病院なら輸血用の血液が用意してあるから、何かあってもすぐに輸血できるけど、この時代にはもちろんそんなものはなく、そもそも血液型がわからない。それを、桶?樽?おひつ?みたいなものを利用して遠心分離器を作っちゃうんだからすごいわ。いっそのこと自転車使ったらどうだろうと思ったけどw 仁先生はそういうのには詳しくないのかな。でも判定はすでにわかっている仁先生の血液型と合わせて考えるんだね。今はどういうやり方をしてるんだろう。公式サイトを見てみたけど、江戸時代の豆知識の解説はあれど、医療解説がないんだよね。江戸もいいけど医療が知りたかったなぁ。あと、奥方様にできた瘤の原因がよくわかりませんでした。あんなにでかい瘤、一体なんだったんでしょう。貧血だから輸血が必要になるかもしれないと言っていたけれど、まずは貧血を治療してからという方法はなかったんでしょうかね。そんな時間はなかったのかな? あと最後に仁先生が消えて、来週の展開が読めない感じになってしまいました。何故お初の命を救うと仁先生が消えてしまうのか。だって先祖だとしたら、命が助からないと消えるんじゃないのかな。しかも原因は仁先生が上げた紙飛行機。本来なら死なない命だったはずなんだよね。だからお初を助けたら消えるというのが、ちょっとよくわからない。お初が死んだら他の娘が産むはずだった仁先生の先祖が産まれなくなるってことなのかしら。だったらお初は仁の先祖ではないので、手を触って走った電流みたいなのがわかりませんよね。どの話も決着がついてないので、仁先生はまた江戸に戻ってくることになるとは思うんだけど、この寄り道がどう結末に影響するのか、気になりますね。あと、龍馬もしっかり史実通りに歩んでますね。いちいち仁のことを気にしすぎのような気もするけど、よほど気に入ったってことなんですかね。好きな大久保がお気に入りの真島秀和で、ちょっと嬉しかったです。