ある曲をを聴きながら
- カテゴリ:日記
- 2011/05/13 01:50:24
余震が続く郡山のホテルで、「I love you & I need you ふくしま」という曲を
聴きながらインしています。
今晩は、余震の回数が多いですね。30分位おきに起きています。
この曲を知っている人は、結構多いのではないか、と思います。
福島放送でよく流れています。
<「I love you & I need you ふくしま」猪苗代湖ズ>
http://www.youtube.com/watch?v=3CQJuAN2BEY&feature=related
郡山への出張は2回目になり、ここを拠点として
「いわき市」や市内の被害調査に回っています。
<放射能について>
原発から距離的に近いせいか、いわき市は放射能の風評被害に悩まされていますが、
原発から58km離れている郡山市の方がはるかに数値は高いです。
福島県庁のホームページに毎日更新される放射能測定値によると
昨日の郡山市は1.47マイクロシーベルト/時間、
いわき市は0.21マイクロシーベルト/時間で、
郡山市の方が5倍近い数値になっています。
これは距離よりは原発からの風向きの影響です。
いわき市の一部は原発からの30km圏内にかかるほどの距離ですが、
原発からの放射能は風は海方向に吹くため、
陸上の放射能数値は高くなっていません。
誤解が風評被害を生むもとになっているのですね。
4/11、12の余震の方が直下型地震だったため、
被害が大きかったようです。
余震は大分少なくなりましたが、
昨日の夜中にも「やや強い地震」がありました。
今朝 久しぶりに埼玉でもありましたよ。
その曲を知らないので 聴いてみます♪
お仕事 ご苦労様です。
「災害などの危機管理において重要なのは、
誰が正しいか ではなく、 何が正しいか を見極めることだ」
とありました。
しかし、東電が事故直前に放射線の高い数値を把握していたにも
かかわらず公表していなかったり、メルトダウンの事実が
明らかになったりで、もはや何を信じればいいのか、という
気持ちになります。
大阪にいてニュースを見ているだけの私でさえそんな憂鬱な気分に
なるのだから、福島県、とくに原発に近い地域の人たちの絶望と
憤りはいかばかりかと思います。
こんな堅い内容のブログはニコタに合わないのではないか、
と思いつつ、被災地に入るたびに、いろいろなことを
感じさせられます。
そうした思いを少しでも書きたい、それがつのってきました。
郡山市内では、子供たちが外で遊ぶ姿は一切見られません。
親が放射能汚染を心配して、子供を室内で遊ばせています。
今日も明日から子供のために一時引越しをするというお宅へ訪問しました。
家の窓は目張りをしていて、外から放射能のチリを防ごうとしていました。
それだけ深刻な問題となっています。
いわき市の方はGW前後から自主避難していた人たちが戻り始めています。
原発で水素爆発が起きたとき、更に爆発があるかもしれない、ということで
行政から自主避難の呼びかけがされ、それに応じて県外の親戚・子供の所に
避難していた人たちです。
しかし、新たにメルトダウンの事実が報道されため、この人の戻りが止まることも
予想されあます。