儚い一生。
- カテゴリ:日記
- 2011/05/13 23:51:15
そのお店に気づいたのは、GW直前あたりだった。
「え・・・こんなトコに・・・何???」
お寿司屋さんとか、お相撲関係の両国あたりで
よく見かける、手彫りの看板を作っているお店であった。
「うおお、これ、手彫りだったのかあ!」
番付表とかね、そういうのに、あるでしょ♪
お寿司やさんとかだと、頭上に掲げられてたりする、
木製のネタ表(と言えばいいのか?)
小さな小さなお店なんだけど、なかなかどうして、
見本に並ぶ看板は、ジャンルも広い♪
「え・・・手彫りのストラップ作ってくれるのかあ♪」
朝、築地の裏あたりをワンコのお散歩しながらじゃないと
なかなか気づかない位置にある、お店。
ホンモノの柘植に、手彫りで名前を彫ってくれるという。
(ワンコの首輪につけたら、なかなかカッコイイかも♪)
思わず、2匹の首輪に下げられた手彫りのストラップ
想像して、ニヤける菊丸www
お値段は、さすが手彫りで、ひとつ¥2000なり(^^;)
「ま・・・まあ、たまにはいいよねっっっ♪」
で・・・昨日の夕方。
「品物できました♪」との電話で、今朝、いそいそと
受け取ってきたワケなのだが。
「うおおおお!なんてかっこいいんだ!!」
質感、手触り感、文字の雰囲気。どれを取っても
素晴らしいいいいいい♪
うきうきしながら、首輪につけて♪
「じゃあ、お昼、行ってきまーーーす♪」
買い出しに出かけて30分後。
会社に戻ってきた途端、お留守番しててくれた
スタッフが、焦りながら玄関にすっ飛んできた。
「菊丸さん、た、たいへんっっっっ!!!」
柘植・・・。
たしかに、ホンモノの木は、感触もいいよね。
それは、ワンコもよーーーくわかっていたらしく。
机の上に置かれた、ストラップは、見るも無惨な
木片になりはてていた・・・。
「さんしろうが、カリカリ囓ってたんですううう!!」
首輪に付けられたストラップ。
囓りたい誘惑に勝てず、一生懸命首をひねって、
思いを遂げたらしい。
「さ・・・さんしろううううううう!!!」
わふわふとしっぽを降るワンコに何も言えず・・・。
もう1匹の首輪のストラップを、無事なうちに外し。
一週間強かけて、手彫りで職人が作り上げた、
こだわりの2000円ストラップは、たった30分で
生涯を終えてしまったのであった(泣)!
いえ、さすがにその度胸はないのでwww
携帯ストラップになりました♪
また首輪につけるのでしょうか?(^^)
なんかねー、飼い主にはた迷惑な能力だけは
秀でている気がするワンコなんです・・・。
ぐりりさんとこのワンコも、囓るの好きでしたかーーwww
あうううう。
安物の机とかは、絶対、囓らないんだよなあ・・・。
そういえば、うちのワンコも皮製のネームタグを
美味しそうにカミカミしてくれていたなぁww
懐かしい思い出にひたってしまいましたw
泣く泣く再発注しましたwww
poさん♪
よのなか、どうにもならないことってあるんですよね・・・。
ミフィさん♪
たぶん、木としても、こういう最期は予測してなかったんじゃないかと・・・。
白菜茶漬さん♪
すんごーーく、嬉しそうでした(泣)!
カジカジカジカジ
木として生を受け、何十年もかけて大木になり、伐採されて木材になり、職人さんの手によって
名作となり、さんしろうくんの首につけられ、そして齧られて御臨終・・・
さんしろうくん最強ということでOKでしょうかw
それにしいても残念でしたね><