映画『いのちの食べ方』
- カテゴリ:日記
- 2011/05/14 15:55:18
連休中に観たDVDのお話。
まずは『いのちの食べ方』。
食べ物(動植物)が 食卓に上がる前の旅の映像です。
これがナカナカ衝撃的!
薄く知ってはいても、大量生産の現場は消費者には見えない。
説明もなく、淡々と日常的に流れて行く現場の姿。
『コヤニスカッティ』(現代文明の移り変わりの映画)に近い。
しかし音楽すらないので、冷静にリアルに観れます。
何もかもがモノ扱いで流れてゆく。これが世界の食を支えているのネ。
人間って本当に貪欲なのだよね ((人´Д`;
注:心臓の弱い方はご遠慮ください
感想;食べ物粗末にしちゃだちかんぞ!!
次は、『M(マグニチュード)8.5』原発事故の映画。
だいぶ古い映画なのですが、修理費をケチった原発が
地震で給水が止まり、メルトダウンスクランブルになるという・・・
まさに福島原発なお話なのですが・・・・。
名案!地下鉄に貯水を流し、原発に送る・・・って、地下鉄って原発に直結してるの!?!?・・・・という始末。完全なる三流映画でした。
見終わって一言・・・“やっぱり参考にならなかったね”(爆!
次は、『かいじゅうたちのいるところ』
絵本が原作の映画で、ちょっと暗めの世界観なのですが
映像は美しく、かいじゅうの表情がスゴイ!
どうやって合成してあるのか・・・う〜〜む。。。
あの絵を立体化できた技術に感動です。
子供心が残っている方は、ちょっと切ない少年の気持ちがわかるかも!?
内容の濃さはいまひとつという所ですが・・・。
そして何故か『シシリアン』
アラン・ドロン全盛期の映画です。
“ドロンは大根役者”と言われてますが・・・
役ドコロがいつも同じ気がしますよ・・・変えようがないw
ちょっと暗めの美しい殺し屋、確かにピッタリではありますが。
ジャン・ギャバンは顔だけで味があるし・・・ドロン不利よねw
『太陽がいっぱい』の方がグっとくるのは
あの名曲のせいだったかしら・・・。
ルパン三世的な60年代ファッションや車はカワイイ!!
今度シシリー島へ旅行に行くからって・・・借りて来た兄
・・・えぇ 兄は天然です www
何でも無い日常だからこそ、感じるモノがありましたよね。
若い女性がガム噛みながらサクサクと・・・ショッキング><
世界の食とエネルギー問題は深いですね。。。
みのちんさんも映画好きなのですね^^
MA-さん>おぉ!そうなのね。入手しなきゃ!
ウチの近所、ニュートンの仕入れが少ないのですぐ無くなっちゃうのよね!
シリーズものね・・・実はエヴァ新劇場版を探したんだけどね(爆!
完結するまでは、ストレスになるからヤメておこうと・・・( ̄w ̄)
別の集結シナリオを、とっても期待してますのでwww
そうですねー。なんだか説明的な部分が多過ぎて、
原作とは内容が離れてしまっているのかも!?
そういう事が言いたいんではない・・・て、原作者は思っているかな^^;
確かに起承転結が無いと映画にはしにくいけど、
抽象的な表現にもトライして欲しかったかも・・・ですね。
絵本とは別物という事ですね。
なぎたん>なるほど“なぎかいじゅう”!!@@ ウソウソwww
これは買ったので今度お見せしますぜw
ももさん>まま 印象に残らない内容ってありますよw
まだまだももさんは若いんだから・・・私の様なボ◯ではないと思いますよw
兄と同行してるのはコックさんなので、ナポリタンは探さないと思いますが(爆!
毎回、現地のもっとも怪しい料理を食べに行くというミッションがありますT_T
(私はとても付いて行けない理由がココにありますw)
今回は何なんでしょうね・・・楽しみです・・・・;;
大人になってからはナカナカ時間も無くなってしまったT_T
学生の頃は結構観てたのになぁ・・・古い映画もあの頃いっぱい観たわー
ちょっと戻りたいかも〜〜(また遠い目ーーーー( ̄_ ̄)w)
サヴァさん>うーん。子供達にはハードな内容。。。
しかし、昔はねぇ、自宅でニワトリ飼っていておばあちゃんが“キュッ”と・・・
なんて、なにげなく現実を理解して来たんだと思うけど、
まるっきりキレイな所しか知らないのも若干問題かも。
この映像は大人が見て、さらに考えるものがあります。
日本の農場や農家は、まだ随分良い環境で大切に育てている気がします。
原発で置き去りの家畜を心配する姿には涙でますよね!!
カトリーヌ様>確かに!です。クジラが高等動物ってのも、人間の勝手な言い訳ですよね。
しかし、このように大量生産爆走していても、
やがて食糧難が来そうな世界って・・・
原発のエネルギー問題と似た様な葛藤があるわね。
知らないまんま“ソイレントグリーン”な世界に突入してても
気が付かなかったりして・・・・・^^;
・・・期間もあってどうせ見るならチェックしてなかったシリーズものとか良かったのに(ボソ
俺の場合はそんな時アニメになるんだが(自爆)
ストーリーも、セリフやBGMすら無い異色作品ですが、深く考えさせられましたね^^;
かいじゅうたち…は原作を知らなかったので、大分残念な作品って感じを受けましたwww
とはいえ内容はほとんど忘れていたり、絵本自体もどこに行ったのやらで…^^:
原発映画というと 『チャイナ・シンドローム』 ! ふるッ!!www
しかしながらこれも内容はほとんど覚えていないという… 大丈夫か私? (;´Д`)
そしてお兄さま…素敵ですw
ナポリにも行かれるようでしたらぜひ本場のナポリタン(スパゲッティー)を探して頂きたいですwww
絵本とぬいぐるみ持ってるw
「かいじゅうたちのいるところ」実は書かなかったけどお正月に観ましたw
センダックの絵をうまく3D再現していて、そこはすごいなって思ったけど・・・。
子役の子も吹き替えの子ども店長もすごーくよかったんだけど・・・。
そう、内容が・・・・。
この作品、たしかコールデコット賞とったんだよね。
評価の高かったのはその絵はもちろんだけど、ストーリーがそれまでの絵本の常識を覆していたから。
絵本を作るのは当然、大人。
読むのは子ども。
大人はついつい余計なおせっかいで、「この本を通して子どもに○○をしらしめたい」なんて思ってしまう。
その結果できてしまったのが
アルファベットを教えたり、数の数え方を教えたり、モノの名前を教えたりする絵本。
道徳をわからせたりする絵本。
母親が子どもに絵本を読んであげたあと、「ほらね、だからお友だちにこんなことしちゃいけないのよ」なんて、気分ぶっこわしな発言をしてしまうような、そんな大人の都合で描かれた本のなんと多いことか!
そういう大人の都合をまっこうから否定して、
思いつきや、その場の雰囲気でどんどん変わっていく子どもの世界をそのまま描いたところが、この作品のみどころなはず。
ここからなにかを引き出そうとするなんて、それこそナンセンス!
なのに、映画ではそれをやってしまってるんですよねぇ。
怪獣たちの感情とかそれぞれの都合とか、いきあたりばったりのマックスの言動で皆を混乱させてしまうとことか、いろいろ嫌なこともあるけどやっぱり家が恋しくなるあたりとか・・・。
大人の都合で描かないと、ストーリーが崩壊してしまうのかもだけどw
要するにこの作品、絵本で完結してるってことなんですよきっと!
あの牛さんが、丸い容器の中で・・・あのシーンは見たくなかったわ・・・・。
人間も、他の動物の命を奪って、生きているんだ・・、
と業を感じるモノガタリ。
そういうのを見ると、
クジラが可哀想だから獲るな、という運動が、
なんと神をも恐れぬ偽善的なものか、よくわかります。。
小学校で子ブタを飼育して最後にそのブタを食べるって食育フィルムがNHKだったかで放送されたけど
子供たちの葛藤が可哀想で見なかった
原発で置き去りにされる家畜やペットの事を思うと涙が出ます。地球は人間だけのものじゃない!
カイジュウたちがいるところしか知らないです。
アランドロンも太陽がいっぱいしか観てないかも///
うにょちんはかなり映画通なんだね〜!