Nicotto Town



真実は何か。小出先生の話

ずっと迷っていました。
不安を知るのが嫌だと感じられる方は
スルーした方がよいかもしれません。

わたしたちに今何ができるのか。
そう考えだすと、たまらなく悲しいからです。

原発は今、日本中にあります。
世界中にあります。
それを許してしまったのは、その時代を今を生きている人間だと
わたしは思います。
だから、罪においてはわたしも同罪でありましょう。

スリーマイル島レベルだと知ると
スリーマイル島を調べました。

まさかのチェルノブイリ。
避けたかったけれど、目を向けなくてはなりません。
そこで震撼しました。

先週の深夜にチェルノブイリのドキュメンタリーが3本放送されました。
日曜日にはETV特集
「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2か月~」
見られた方もいるかもしれませんね。

ラストで、1時間しかない避難地区の帰宅に、置いてきた猫と犬の
世話に費やす老夫婦の姿が映し出されました。
また置いて行かねばならない心情。
遠ざかる車の後を必死で追いかけてくる犬の姿に
号泣してしまいました。

このあと保護されていれば本当に嬉しいのだけれど。。。
一体、どれだけの人がこのような辛い別れをしてきたのでしょうか。。

声の届かない弱い者がいつも犠牲を強いられるのです。

先週金曜日、大阪、十三の第七藝術劇場でドキュメンタリーと
原発反対を40年にわたり貫いてきた
小出裕章先生のお話を聴いてきました。

このような事故を起こさない為にやってきたのにと
涙ぐんでおられたように見えました。

小出先生は一般の人たちに原子力を真実を知って欲しいとの
願いがあります。だから、とても分かりやすいのです。

ニコ友の故郷の島に、核廃棄物を埋めようされた時
小出先生に救われたという話を知りました。

のちに決死の作業部隊が結成されるのに
志願するつもりだとも。

実をいえば、後継者がいないのです。
共に活動しておられた
京大原子炉実験所に仲間6人のうち、3人は定年、一人は逝去、
二人しか残っていない、その内のお一人なのです。
志を継がせるには、あまりにも険しい道なので
あえて声をかけなかったともおっしゃっていました。

関西のラジオ放送「種まきジャーナル」に
小出先生が原発事故について、質問に答えるコーナーがあります。
非常に分かり易く、厳しい内容を語っておられます。

収束を願ってやみません。
しかし、現実も見据えなければいけない。そんな時期にきている。
そうして、今の事態を生きる人間として
逃げずに考えて行かねばならない。

時代の流れは、国や一部の権力者が造るものではなく
その時を生きる無数の人間なのだと思います。

どんなに悲惨な出来事も、日常というものが呑み込んでゆきます。
それが生きることなのかもしれません。
でも、慣れてしまってはいけない、とも感じます。

ただ、ただ、安全地帯で、何もできずにいるわたしです。
これが日々、とても痛いことです。

小出先生電話出演
http://kasai-chappuis.la.coocan.jp/NuclearPowerPlant/NuclearPowerPlantTanemaki.htm

小出先生らのドキュメンタリー
「なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち〜」
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/04/12/itan-mbs-2008/

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2012/09/02 03:03
トイさん★コメントありがとうございます。

ちょっと夜行性なもので、深夜に失礼します。
一年以上前のブログですね。。

事態は若干変化していますね。
この当時はまだ、原発廃止まではいかなかった。

月日は早いものです。
でも、東京では毎週、官邸前で平和的デモが行われています。
本屋でも原発関連コーナーができました。
以前は目立つ所には見当たらなかったんです。

その中には放射能食品汚染っていうのもあります。

わたしのニコのお友だちの中には、福島など被災地の方もおられるんです。

まっさきに彼らが読んでどう思うのだろう。。
と考えながら、言葉を選んで書いているつもりです。。

それでも起こってしまったことは変えられません。。
実際に原発事故は起こり、収束に最低でも40年以上はかかるという現実。

わたしは現実を知ることによって、
どんな状況化で選択肢が生まれると思うんです。
もしくは、防御でしょうか。。

もしも自分が被災地の人間なら。。どうしますか?
という問いが答にはなりませんか。

原発は各地にあるし、全世界にあります。

そうして、危ないだけではなく、人の意見ではなく
自分の考えとして書く心づもりも必要かもしれませんね。

コミュニケーションサイトですし、楽しみとしてインされる方も
多いので、あまり続きすぎないようには、わたしは注意しています。

現実だと、さすがに言いにくい話かもしれません。
スマートフォンでしたっけ、ガイガー機能付きが発売されましたね。
時代はどんどん、放射能を受け入れる形に進んでいるように見えます。

一番怖いのは未来です。
何もなければそれでいいじゃありませんか。

でもね、4年後あたりからだそうです。
影響が現れてくるのは。。その時、子ども達に何かが起こってきたら
わたしたちはどんな思いを抱えて、この時代を生きる大人として向かい合っていけばいいのでしょう。

森永ヒ素ミルク、ハンセン病、水俣病、原爆症
国の援助は、闘いぬかなけらば得ることができませんでした。

いつもいつも、考えますよ。被災地の人はどう思われるか。。
それでも書いておこうと思う時は
書くことにしています。
それがわたしの立ち位置の表明でもあるからです。
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2012/09/01 20:16
ああ、これ自分(トイ)のブログで、『放射能が危ない』ってよそのブログを紹介するのはやらないほうがよい行為なのだろうかと?

黒猫手毬 さんに聞いてみたのです。
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2012/09/01 20:13
すいません。
原発の放射能物質の影響。というよなブログを読んでたんですよ

それでですね。東京があぶない、基本的にはとりあえずは関東は母子は離れたほうがいい

そんな内容でいささか過激というか使命感をもちすぎているというかそんなブログを読んでいたのです


そのブログを自分のブログでこんな意見がありますよ って紹介するのは世の中の不安を煽るだけなのじゃないかな

東京(関東)を離れたほうがよい、そんなこといわれたってあてがない、生活基盤はこちらにしかないとかいろいろ諸事情あるじゃないですか。

そんなことを考えると、放射物質が危ないなんてブログ紹介しても不安にさすだけだからよくないよなと考えるのですよ。

そもそもセシウムはぜんぜん問題ない。月間100ミリシーベルト浴びてもまったく問題ないとかそんな主張もあるじゃないですか。

わからない、ただわからないといえどいいのかなあとやっぱりこういうのって危ないかもしれないから離れたら、、余計なおせっかいでしかないのかなあと。

昨日東京の友達に電話すると子供が生まれたって4ヶ月っ それでああ、おめでとうと言ったのです。

なんで政府はとりあえず離れるって選択がないのだろって、母子は2,3年離れて様子みてみるのって悪いことじゃないと思うのですけど。経済なんて男共にまかせておいてよいのだからと思うのです。
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2011/05/30 00:09
にぼし(茶トラ)さん★コメントありがとうございます。

まぁ、初めまして^^
時々、KINACOさんのところでお見かけしてました。
時間がある時に見てくださいね。

小出先生電話出演は、東電の発表に対して小出先生の
意見を述べられているので、勉強になります。
月~木、更新していますので参考になりますよ。
ラジオ番組を録音したものです。

小出先生は教授ではないんです^^;
助教、正確には助手です。
教授になる申請をされなかったようですね。実際は
自由の身で研究をしていたいという信念からだそうです。

ガイア思想はまってますかww
確かにこのままでいくと、人類の未来は暗いですからねぇww
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2011/05/29 22:26
KINACOさんに勧められて読みにきました。
時間のあるときに、見せていただこうと思います。

小出教授の、一番最近の委員会の映像を見て、感動しました。
福島の方は、もっと守ってあげなければいけませんよね。
あのままでいいはずがないと思うのです。
まだ聞いてませんが^^;ごめんなさい。

ガイア思想。。。実は、はまってます〓■●_バタッ
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2011/05/25 22:02
さきもりさん。

実家でゆっくりしてね^^
のんびりと休養してくださいね。

さっきもニュースを見ていましたが、政治家たちは
一体何をやってるんでしょうかね。
情けなさすぎ。
震災を手段にしすぎです。。

モンゴルに地下処理場ですか。。
原子力については知れば知るほど
人類って害なす生物だなぁと、あきれるというか悲しくなります。

人間だけが滅びるのは仕方がないにしても
他の生物にどれだけの被害を与えるのだろうと。。
地球が怒っている、ガイア思想に感染しそうになります。

本当にこのままでいいの?って。。
今こそ考えるべき時だと思ってやみません。
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2011/05/25 15:00
ども実家でゴロゴロのさきもりです。

NET中継をチョコチョコと見ました。回線が遅くて・・・^^;

ただ一箇所、さすが小出先生というところを見ました。

議員さんが 「国会に監視機構のようなものを作るとして、何を優先させればいいか?」

という問いに、順番が最初でしたね 答えるのが。

『いろいろなことを優先しないといけませんが、まずは何をおいても福島を!』

この一言、後から来る反発は必至です。がさすがだと。

科学者の前に人間なんですよね。宮沢賢治を思い出しました。

「みんなに「でくのぼう」と言われ 褒められもせず、苦にもされず」

科学者である前に、人間だなぁって。

その後、工学(建築)の方は、「コンクリートの劣化」「耐震」など。
地震の専門家は「明日駿河湾で地震があるかもしれない」!。

大所高所という言葉はあまり好みではないのですが、
地に足が着いていない、と感じてしまいます。

目先の大事なこと(どうでもいいことではない)、見逃して

大きな人災を招くのが是か? それですんだと、終わらせるか。

六ヶ所村、アレバ社(あってます)、NUMO、目先のどうでもいいことをやって

将来にツケを廻す>< 人間は何か大きな間違いをしているのかもしれません。

今はそれしかわからないです。 (=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)

 ついでに、NUMOはモンゴルに「地下処理場」を作ろうとしています。

 原発がなければ、産業界が困る。これもデマのひとつ。電気を起こす術は
原子力だけではないからです。 いくつかの工場では、独自に発電をもう始めています。

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2011/05/23 22:58
yukinkoさん

観てくれたのね。
今日、国会の原子力監視委員会で答弁されたみたいです。
本人は政治家大嫌いだそうですが
言わなければならないことがあるので行ってきますとおっしゃっておられました。

とにかく一般の人に核とは何かを知って欲しい一念がおありなので
非常にわかりやすく話してくれるとわたしは思っています。

ちなみに同じ背広だったなぁ。
わたしが見た時と。。
陽の当らない道を歩んでこられたんだなぁ。。

http://www.youtube.com/watch?v=sz1CqyIhCno

非常に厳しいよ。。現状は。。
この間ね、深夜に核廃棄物のドキュメンタリーをしてました。

またガツンときたのはね。。

何で欧米諸国が日本の汚染水放出に大きなクレームとつけないのかって
昔は海洋に核廃棄物をタンクに入れて、落としてたんだ。。。(絶句)

そしてチェルノブイリはまだ知られているから
住民はマシなの方で
名前すら取りあげられた村があって
軍事用の核開発地区は機密性で、知られてないの。。
周辺の汚染が酷くても、住民に詳しい説明はなく。。でした。

三万人の住民の健康診断は実施されているんだけど
本人には知らされない。
モルモットなんだ(絶句)

絶句の連続だったわ。。

今日、録画してた後篇を見るつもりなんだけど。。
予告編がこれまた。。コワイ。。

フランスのアレバ社だっけ、原子力企業。。
使用済み燃料を各国から集め(日本も含まれている)
シベリアに土地を確保、コンテナに入れて積んでいるだけなんだヨ。。。
そのまま。。ね。。
あそこで何か起きれば地球が危ういよ。。

二本の六ヶ所村もね、再処理工場として莫大な費用を投入しているけど
事故続きで稼働できないの。。

自分の国のことも、こんなに知らなかったのかと驚愕してる。。

なんかね。。あまりのことに、知らないってこんなに怖いことなんだと
思い知らされている。。
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2011/05/23 15:35
暑さの中、扇風機で研究してらっしゃる姿に感服しました。脱原発を急ぐなら、高齢者と乳幼児や病弱でない日本人はまずは脱エアコンからはじめないといけないかもしれませんね。

大阪でもセシウムが検出されています。

いろいろと、今回の人災(天災とは別の)については、考えさせられます。

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2011/05/21 01:28
さきもりさん

わたし自身、核物質について何もしらないと言った方が
いいので、新聞などを読み、どういう性質なのか
どう影響するのか(これは未知数だと思いますが)
全く分からない、知らないというのが本音です。

でも、大半の人がそうなのだろうと思います。
専門知識のある方が震撼されている
この落差が、たぶん
平常に日常が遅れる力でもあるし
恐ろしさでもあろうと感じています。

ただ、日常のニュース以外では感じられない
何かが着実に進んでいる不気味さ
このまま続いて欲しいと思っている当たり前の生活の危うさ

推進派、反対派、という垣根を取り払い
日本中、世界中の知識と技術を早急に持ち寄りながら
なんとか堰きとめなければなりませんね。

そして、ひとたびことが起こればこのような惨事を起こすものが
世界中に存在することを、改めて問い直す為にも。
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2011/05/20 11:46
すいません、ちょっと訂正。

前回 ウラン288 から出来るプルトニウムと書きましたが、正しくは ウラン238でした

訂正してお詫びします。

238U  + 中性子 → 239U (励起状態といいます、不安定><)

239U (ベータ崩壊) 239Ne(ネプチニウム:ここから人工物質) + 電子 (電子線のことをベータ線といいます)
                                        +莫大なエネルギー

239Ne + 中性子 → 240Ne (ネプチニウムの励起状態)

240Ne (ベータ崩壊) → 240Pu + 電子 (240Puがプルトニウムです)
                  +莫大なエネルギー
もう少し本当はあるのですが、通常はこのくらいでいいと思われます。
 #中性子が「遅いと」この反応は起こりにくいのです。

実家で新聞を読むと、空恐ろしいことに、地震発生直後「原子炉の圧力低下」。。。

この時点で、炉心のどこかに穴が開いています>< そこから 水蒸気が漏れ出しているはずです。

 #炉心の水が減ったから圧力が下がる。。。

今は、攻める場合ではないけれど、東電は隠しすぎています!

これでは正しい処置が取れません。 もう泣くしかない。。。

(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)

ついでに、原子力反対のデモ行進、日の丸がなければちょっと怪しい集団の可能性があることだけ
追記させてください。
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2011/05/19 23:45
招き猫さん

そうなんですね。
ここが一番重要かもしれません。
無害になるまで100万年かかる物質であること。
実を言えば、この事故があるまで
そこまでとは思いもせず、いかに無知であったのかに
自分自身驚きました。

あらゆることを知り、それでもなお必要であるとして
決めるのなら、それも一つの道だとは思いますが
何も知らないまま続けられては。。。ですね。

小出先生の電話出演コーナーですが
月~金でその日に公表されたニュースに対して
わたしたちにわかるような形で説明をしてくれています。

遡ってもどういうことが起きているのか
本当によくわかります。
一度聞いてみてください。
とても勉強になります。

専門用語は必ず説明し、専門家にありがちな
権威的物言いは決してなさらないので。。
ただ、真実はあまりにも重いので。。
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2011/05/19 21:26
どこの国だったかなぁ。
この事故に関するコメントを発表してました。
これは原発にとって終わりではなく、新たな始まりなんだ。
何か、このコメントを聞いて身震いがしました。
悪寒が体中を走ったのですよ。

この惨状を見て、まだこれからもアレに頼ろうとするのか・・・と。
今回のだって、かなり安全だと言われていたじゃないですか。
全てが想定外の事態だったと。
しかし、起きてしまった事は想定外では済まない事ですよ。

沈静化するのに何百年もかかる使用済み燃料の問題もあります。
いったいどれほど我々の子孫に、負債を残せばいいのか。
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2011/05/19 16:27
亀吉さん

わたしも全く無知に近いのです。
誠に恥ずかしながら。。です。
反対ではありました。署名もしました。
でも知らなかった。

フクシマがチェルノブイリクラスにならなければ
チェルノブイリの現実を本当に知ろうとはしなかったでしょう。

そこで、被害を受けて、誰にも届かない孤独な叫びをあげている人々を
本当に遅まきながら知りました。
当時の、ソ連、隠蔽体質の政治があったせいだと思っていました。

武器産業もそうだし、あらゆる物が既得権益に組み込まれたら最後
無くすことは不可能なくらい守られてゆきます。

車産業に対し否定的なコメントをするメディアはいないでしょう。。
裏で強大な勢力が規制を強いていると。。
わたしも詳しいわけではありません。

原発もその一つでした。
この悲惨な結果を前にして、真実に光が当たるスペースができたと
臆病であった大手メディアも報道し始めています。
今しかないかもしれません。

実は日本中で原発反対デモは行われていますが
流れることはないんです。
海外は報道しているんですが。。

わたしが気になるのは、被爆国である日本が
なぜに原発に手を出したのか。。です。
やはり米国と何かの密約があったのでしょう。
原発建設計画は戦後すぐに始まっていたと言われています。

この辺り、わたしも全く詳しくありません。

ただ、この時期に情報が一気に放出される可能性が高いかもしれません。

わたしは注意深く見詰めて行こうと思っています。
今、日本で起きつつある現実も。
それが現在、辛い現実を背負わされつつある被災地の方々と
寄り添う想いに多少でも繋がるのではないかと
信じつつ。。。
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2011/05/19 16:13
さきもりさん

自然界にないもの、という現実がとても厳しいですね。

チェルノブイリでは動植物にどのような影響があるのかを
調査している最中ですね。
答が出るにはもっと歳月が必要なんですね。

チェルノブイリクラスの事故はもう起きないだろうと
確率的には言われていましたが
25年で起きてしまいました。

小出先生の話は月~金で毎日更新されています。

来週月曜日、国会に行かれるそうです。
監視委員会から声がかかったそうです。
反対派として一笑されていた先生が行くのですね。。

それと、テクネシウム99という物質が出ていたらしく
半減期が21万年と。。。

物理には弱いわたしです。
それらの物質にどのような性質があり
生物にとってどれくらいの影響があるのかは
分かりません。
たぶん、すべてが未知の領域なのだろうと憶測します。

長崎や広島に落とされた原爆も
実験以外の何ものではないでしょう。
科学の進歩は人類の夢ではありますが
多大な犠牲を強いる方向に暴走する時、
一部の人間が利益を独占しようとする時の罪深さを思います。
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2011/05/19 15:57
西の魔女さん

たぶんですが、人はそうあって欲しいことを信じる傾向にあると
わたしは思っています。
だからこそ、より厳しい現実から目をそらすしてしまうとも。
楽観主義であることが、生きてゆく上で
時には力になることもあります。

真実は、いつも人の想像を軽く超えてゆきます。

人は経験したことから予測をするので
越えたものを「まさか」と考えてしまうのかもしれません。

それぞれの場所で、生活があります。
生まれ育った場所には記憶があります。
記憶こそ、人生そのものです。
それを奪われることが、この日本で起こってしまったことに
震撼します。

わたしは、憶測にしかすぎませんが
今起こっていることは、どの世界でも経験したことがない
未知なる領域なのです。
そして、これまで原発を推し進めてきた政府の近くにいる
学者たちが進言する能力に問題があるのかもしれません。

そして、何故、自民党はこの時期だけ政権に入らないのか
自らの保身意外にないのかと疑ってしまうのです。
推し進めてきた政治家のほとんどが、今何をしているんだ!と
叫びたい。それによって、どれだけの利益を得ていたのかを
この結果を見よと。

それは小出先生が事故直後から問題点を語っている
過程でよく分かりまります。

阪神大震災があって、それを礎にボランティアの活用などの
経験値ができました。
ただ、今回の状況は未知数。
政府も、右往左往している状況ではないでしょうか。
もちろんこれも哀しむべきことなのですが。。

魔女様、わたしは現実の重さに立ちすくみます。
慣れて行く事だけは避けたいと。。。
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2011/05/19 14:14
これについては、私は知識が乏しいので、内容のあるコメントが書けないのですが。
昔、車という便利なものが発明された時に、人間はサムシンググレード(偉大なる何か)と、
生贄を献上するという約束を取り交わしたそうです。
それが、交通事故で実行され続けています。どんなに規制しても無くならない。
核に対しても、交わした約束があって実行されつつあるのでしょうか。
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2011/05/19 12:12
つらいのだけれど、書かなきゃいけないことは書かなきゃいけない。

「プルトニウムはプルトニウムになり、燃料が減ることのない永久機関が得られる」

夢のような材料♪ これも事実。 ただ プルトニウムは 長崎に使われた原爆の主原料><

ウラン288 から簡単に作ることが出来て、おそらくこの原発だけではなく

全国の原発でも、普通に出来ているもの。。。

プルトニウム(原子番号92番)は自然界に存在せず(すべて人工)に

放射線を出す能力が半分になるまで(これを半減期と呼びます)が2万4千年!!

これが現実。

書いている僕等が残酷ではなく自然界が、残酷なんです。

それをわかっているから、湯川秀樹もA.アインシュタインも

「まだ人間が使うには危険すぎる!」と、 アインシュタイン・湯川声明として発表しています。

無視した連中を選んだ、僕らも責任はあるけど、やはり 進めて来た連中は

恥じ入ってもらわないといけないと思う。

残酷なのは 自然。

苦しいけど、書かなきゃいけないことを書くときには、こうするより 他になかったりします

(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
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2011/05/19 00:03
その4千年以上の間、いつの時代も、どこの国でも
為政者の姿勢は、いつも国民=愚民というスタンスでした。
これがいけないってことは、多くの思想家や政治家が言い続けてきたはずですが
誰かが権力を持てば、必ず愚民を騙すことを政策の基本としてしまう。

どれほど偉くなったって、神になれるわけじゃなし
一番愚かなのは、自分だと気づくべきは、本来トップに立って導く立場の人でなければと思うけどね。

今回のすったもんだも、まず愚民をどう操作すべきかというところから出発してしまうから
こうなってしまうんです。
操作できるほど利口でもないくせにね・・・・

最初から既に最悪の事態だとわかっていた人は、少なくはないはずです。
横浜に住む叔父は、電気系の技術者です。
原発事故直後に母に電話をくれていました。
「原発はもう、最悪の事態になっているよ。いつ正直に発表するかはわからないけど
 その時に驚かないで。この先、じわじわと大変なことが起こっていくけど仕方がない。
 少しでも遠ければ、多少はマシだということもわかっているけど、僕は自分が建てた家にいるよ。
 姉さん心配しないでね。僕はもう充分生きたし、幸い若い人と違って、放射能の影響が出る前に
 持病や寿命で逝っちゃう方が先だから、同じことなんだよ。それでも、無いはずと信じたい
 本当の最悪が、突然起こってしまった時のために、その時のさようならを先に言っておくよ。」
そういう電話だったそうです。

長い長い道のりを、世界の日本への信用を失ってしまわないように
なんとか進めて行くのも、その愚民ひとりひとりの実直な一歩なんだけどね。
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2011/05/18 11:51
人が文字を持ち、文明を記し始めたのがおおまかに4千年前くらいとして
その間、戦争がなかった世紀はないものね。
人の精神面は科学が発展しても、たいした進歩はしなかった。

わたしみたいなど素人でも、核を知れば知るほど
何で手を出したのと叫びたくなる。
無害になるまで100万年だものね。

まだ制御できない力を利用し兵器を造った。
落とされた国で、再び、世界最悪を迎えているのは
何か意味があるのだろうかと、考えてしまう。。

さっきね、DAYSJAPANが届いたの。
パラパラ見ると事故は起こりまくっていたのね。
ただ知らないだけだったんだ。
たまたま大事故にならずに済んでいたから
ニュースになっても小さくて、みんな忘れ去ってまったんだろう。

ちょっとした手違いで、予測不可能になる強大な力なんだろうと思う。

キナちゃんと同じようなことを
話している人もいるよ。

どれだけの人が、それを感じているのだろうか。。
正しく畏れることこそ知性なのかもしれない。

ただ、ただ。。どうすればいいのだろうと思う。。
子どもたちだけは守ってあげなければと。。
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2011/05/18 10:48
核を知ることは、地球ってどうやってできたの?って根本で、
その探求、研究、とても面白いと思うんだ。

ただ、作用反作用、寄せる波があれば引く波もある、それが常で
地球を創世する力を持つものが、地球を破壊する力を持って当たり前なんだと、私は思ってる。

欲しいよね、その力。。。コントロールしたいと願うよね、人の知恵は。
空を飛びたいと願い、飛べたように。
「知りたい」「手に入れたい」その本能で、研究者はし続けるんだと思う。

あたしも知りたいと、そう感じるよ。
ただし、半ば宗教的に、「それを創造主は許さないだろうなぁ」とぼんやり思うんだ。
最後は、「ああ、神様」と物理学者がなるように。。。

して良い事悪い事の、その限度をしらなければと。
仏の顔も三度までって感じだろうか。。何もかも手に入れたいと、そう思っちゃいけないよね。

話の論点がズレてると感じる?
この事態をね、私は人災だと思ってないんだ。
そもそもを考える。そもそもどんな扱いをしたって、この【神の怒り】は起こり得たと。
どんなに「安全」を求めたとしてもよ、何らかの形で起こり得たと。

これって奢りの結果の気がしてるんだ。。

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2011/05/18 02:24
キナちゃん

最初はねずっとそんな想いを抱いていた。
憤りよ。小学校、そんなに近くに作るの!とか。
助成金まみれとか。
選挙で原発維持を掲げた議員が当選したこととか
怒り狂っていた。。。

チェルノブイリレベルと知ると怖かったけど
本などを取り寄せて、今も読んでる。これが進まない。
辛すぎる。1章読んでは閉じる。胸がつかえ過ぎる。

そうして思い知る。
辛いことは忘れたいのだと。人はみんな。
自分の頭で物を考え、現実を見て、人の所為にせず
考えない限り、見たいものしか見えない人間になるって。

ただ、流されたが為に背負い込んだ現実は
あまりにも過酷です。
そして、誘致を防ぐには
体を張る覚悟がないと出来なかった。
その差であろうと。

お金の力も強大だと思う。
食べて行くことは厳しいものね。

でもね、知れば知るほど吹っ飛ぶのよ。
怒りなんて。。
なんて小さなことだろうと。
それほどのことが、静かにテレビで流され
わたしたちは慣れていく。
未知の領域かもしれないのにと。。

小出先生の話は毎日更新され、ニュースを分析される。
話を聴くたび、少し泣くんです。

メルトダウンし落下した核燃料に手を出せるのは
スリーマイル島のケースだと
10年かかったそうです。

ここに書こうかどうしようか迷いました。
うすうす気づいておられるだろうけど
そんなに甘くないと。。
厳しい現実ならば、心休まる方が良いのかもしれない。

でも、今はやはり現実を見据えなればならないと
思えて仕方がないの。

そして、やはりみんなが考えなければならないと。。

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2011/05/18 02:02
さきもりさん

さきもりさんがお師匠さんと慕う先生とは
存じ上げませんでした。

最初から非常に厳しい状態だったのですね。
わたし自身も認識が甘かったと
再確認せねばなりません。

人は信じたいものを信じる傾向にありますものね。
そうであってくれればと。

小出先生は自分と同じ過酷な道を選択させることに
非常なためらいがあったようです。
それよりも、大学自体に原子力研究では学生が集まらないという危機が
起こっているそうです。

原発は停止して終わりになるものではなく
後100万年、お守して行かねばならないものだと知りました。
目も眩むような年月です。

専門知識を持つ後継者が途絶えることは
非常に危惧すべきこと。

原子力の平和利用の夢、
それに輝いていた時代があったようですね。
そうはなりませんでした。
あまりにも危険すぎたのですね。
今は。

将来、なんとか抑え込める技術がでてくるかもしれません。
それまで人類は持ちこたえ、進歩を遂げることが
できるのか不安になるのですが。。
アバター
2011/05/18 01:55
タキさん

原子力というものは人間が管理できるエネルギーではないのです。
どんなことも起こりうる可能性がある兇暴なもの。
いわば未知な存在です。

国とはその存続維持に動くものでありましょう。
だから、その決断において天秤をかけるのはある意味で
仕方がないものかもしれません。

ただ、その狭間に入ってしまった人は哀れです。
わたしもタキさんも
同じ可能性を秘めているのです。

原子力は国策でした。
人災であるかもしれません。
ただ、もともとが危険であることを
ともすれば、わたしたちが忘れてきたとも
言えないでしょうか。
アバター
2011/05/18 01:05
大きな風車が、高台から57号線を見下ろすそのさまが好きです。
玄海の風車の丘のその先に、赤い大きな夕日が沈む、そのさまが好きです。

電磁波が出るから健康被害を起こす。
そう、風車は言われてます。
でも、私にはくるくると緩やかに回るその風車が、平和に見えてしょうがないのです。

避難を強いられた土地の村長だか市長だかが、テレビで訴えていました。
要約すると「安全だといていたのに」という話だったかな。。。
安全な訳ないの。不安全要素を出来る限り取り除こうとする、その作業なだけで
いつでも危険だったじゃないか、と、そう思う。
その時の損得の、得を取ったはずなのだ。

同じ穴の狢だと、自分自身のことも思ってる。
だけど、選挙で、私はいつも自民に入れてなかったよ。
それでもね、反対を唱えていたとしてもね、死ぬときはおんなじなんだよ。
一緒くたに死んでしまうの。

んでね、とても責めるばかりの人は、殆ど「得を取ってきた人々」
反対をしてきた人が、危険を省みず戦う。
この理不尽。

死ぬときは一緒で構わないのだが、この理不尽をどう受け止めるのさ、賛成派は。
また、流されてきた人たちは。

そう憤る。
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2011/05/18 00:15
あちこちでいろいろと評判のある、原子力の専門家先生が

たくさんおられます。青○繁○先生や 武○邦○先生など・・・。

だけど、本物の原子力の専門家は、小出先生以外にはいない。

体が許せば、弟子入りしたかった。 誰かに志は残しておいてほしい、切に願います。

 ついでにσ(・・*)の分もね。

(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
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2011/05/17 23:37
日本の場合は最小の被害で済まそうって言う風潮が有りますからね。
リアで福島のいわき市に居る友人には震災2週間後にはチェルノブイリ級の人災になるとは
話しておきましたけどね・・・・・・・・・・・・

普通に考えてみれば水は低い方に流れるのに地下に非常電源を作るのは馬鹿げた話になる訳で。
採算至上主義に走った結果の人災だと私は考えます。




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