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アルカイダ暫定指導者にエジプト軍出身幹部


【5月18日 AFP】米CNNテレビは17日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が、米軍の奇襲作戦で今月2日に殺害された最高指導者ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者の後任として、エジプト軍特殊部隊出身の人物を暫定的な指導者に選出したと報じた。

 指名されたのは、アルカイダの戦略策定部隊のトップで戦闘部隊の指揮官でもあるサイフ・アデル(Saif al-Adel)容疑者。ムハマド・イブラヒム・マッカウィ(Muhamad Ibrahim Makkawi)名義でも知られている。

 CNNは元アルカイダ戦闘員のリビア人、ノーマン・ベンオトマン(Noman Benotman)氏から得た情報として報じたが、パキスタン紙ザ・ニュース(The News)もパキスタン軍司令部のあるラワルピンディ(Rawalpindi)を発信地とする情報源匿名の記事で、同じ内容を報じている。
 
 ビンラディン容疑者の後継者は、長年ナンバー2であるアイマン・ザワヒリ(Ayman al-Zawahiri)容疑者(エジプト出身)になると目されている。ベンオトマン氏はCNNに、アデル容疑者を暫定的な指導者に指名したのは、イスラムの聖域であるアラビア半島以外の出身者を指導者に置いた場合に組織としてどういう反応が内部から起こるかを測るためだと述べた。(c)AFP


http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2800798/7230804



サイフ・アル=アデルは1960年にエジプトに生まれたアルカイダの幹部です。

1988年にケニアとタンザニアで同時に発生したアメリカ大使館爆破事件の首謀者の

1人として訴追されていて、エジプト・イスラム・ジハード団(EIJ)とアル・カイーダにおいて

軍事・諜報部門の専門家としてアフガニスタン、パキスタン、スーダン、ソマリアで活動し


ソマリアではラス・カンボニに訓練キャンプを設立、1993年のモガディシュの戦闘では

サイフの指導を受けたイスラム民兵がアメリカ軍との戦闘に参加している人です。


1981年のエジプトのアンワル・アッ=サーダート大統領暗殺を命令し、

レバノンにも入り、サウジアラビアやクウェート、レバノンで活動するイスラム武装組織

「ヒズボラ・アル=ヒジャーズ」(ヒジャーズのヒズボラ)を指導した経緯もある、国際的な

テロリストです。


 

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