ひまわりと大五郎
- カテゴリ:家庭
- 2011/05/19 20:36:44
それでも彼女なりのゆずれない何かを持っていたようです。
その一つに・・・
「時代劇は絶対に見ない」
と言うのがありました。
ばあちゃんも時代劇は好きではなかったので、その点では気が合っていました。
しかしながら、私は結構好きなんですよ、時代劇。
さすがに水戸某は見ませんが、ご存知必殺シリーズとか、大江戸走査網とか、鬼平犯科帳とか・・・。
私は少年時代から大好きだったのは、劇画の原作などで活躍されている小池一夫先生の作品でした。
「クライング フリーマン」や「弐十手物語」、「あがってなンぼ」または初期の「ゴルゴ13」などにも関わっておられたそうです。
小池先生の代表作品と言えば、言わずと知れた「子連れ狼」なんですね。
第一期ドラマ化のときは、主役の拝一刀役に萬屋錦之介さん(当時は中村錦之介さんだったのでしょうか?)を配し、大ヒットした作品でした。
数年前、その「子連れ狼」が新しいドラマシリーズとして復活する事になったのです。
主演は北大路欣也さん。
私はとても楽しみにしておりました。
そして第一回の放送日。
夜八時の放送開始にチャンネルを合わせると、ひまわりからクレーム。
「あんた、それ見るの~?時代劇~やめなよ~」
「見るの!楽しみにしてたんだから!」
「じゃ、私は見ない。」
そう言って私の横で本を読み出す始末。
それでも少しチラ見してるんです。
この作品のテーマは、大きな宿命を背負いながらも、ギリギリのところでにじみ出る親子の愛。
そんな作品の魅力に、ひまわりは少しずつ感化されていきます。
そしてエンディングを迎える頃、ついにひまわりの目から泪がこぼれてきたのです。
「・・・お前、泣いてるの?」
泣くか!と言ってトイレに逃げ込むひまわりさん。
そして次回放送日の前日、ひまわりは私にこう言うのです。
「あんた、アタシ明日夜勤だから子連れ狼録画しといてね。」
ええ、主題歌は小倉佳さんの「子らよ」と言う曲でした。
http://www.youtube.com/watch?v=96JTwUsRpEI
これもなかなか良かったんですよ~。
しとしとぴっちゃんは、挿入歌として加藤登紀子さんが歌ってました。
若山富三郎さんは知らなかったです。
やはり私は錦之介さんの印象が強いですねぇ。
冥府魔道・・・そうですねぇ。
私もこれを観てから意味を調べましたから。
牛頭馬頭の札とかですね、よく考えてストーリーを作ったなぁって思います。
主題歌はシトシトピッチャンだったの?
映画は若山富三郎だったっけか?
冥府魔道なんていう、おどろおどろしい言葉も、この作品で知ったんだった。
絢爛豪華な時代劇に代わって、小汚い主人公が流行った頃だ^^
そそ、素直じゃないんですよ~。
この位のヒット作となると、コントなんかにも使われますよね。
ドリフなんかもやってた記憶があります。
昔のカップラーメンのCMでも
父がラーメンにお湯を入れて、乳母車の子に向かって
「3分間待つのだぞ」
なんて言うのがありました。
懐かしいですねぇ・・・。
この物語は、父を主人公と見るか、子を主人公と見るか・・・ですね。
私は父と言う立場から見てしまいましたが、母であるひまわりは大五郎を見ていたのでしょう。
まだ息子が幼かった頃ですからね、やはりタイミング的にもツボだったのでしょう。
そりゃね、公儀解釈人(架空の役職らしい)という役人のポストを追われ
妻を殺され、家を焼かれ、おまけにお尋ね者の濡れ衣を着せられるんだから
拝一刀という役柄は暗いイメージだわ。
初作の錦之介さんのメイクは、本当に病的なまでに恐ろしかった。
北大路欣也さんはそれほどでもなかったけどね。
思い宿命を息子に背負わさざるを得なかった父と、それを理解しそれでも明るくまっすぐに育つ子。
そして人の優しさをも忘れる事のない、あの親子の生き様がかっこいいんですよ。。。
私、子連れ狼っていうとダウンタウンのごっつええ感じを思い出します・・・
ひまわりさんのツボだったのですw
あれ暗かったよねぇ〜(笑
ほら、梅之助の金さんとかさ、明るかったじゃん。
それに比べてあの暗さったら!
マカロニウエスタンだよねぇ〜
そう、この時しとしとぴっちゃんの歌、加藤登紀子さんが歌ったんですよ。
昔のは橋幸夫さんでしたっけ?
時代劇も結構いいですよね。
とりあえず、あのカツラを付けると皆男前になります。
ええ、実はある程度予想出来てました。
まさか泣くほどとは思いませんでしたが。
しかし、見始めたときの拒絶の仕方を考えると、ないかな?って思いました。
まさかの大逆転劇でしたよ。。。
私も子供の頃見てました( ´,_ゝ`) プッ
時代劇ってハマルとはまりますよねぇ~w
ひまわりさんも時代劇の良さが分かって何よりです!
猫さんもひまわりさんが
きっとそうなるって分かってたんじゃないの?
かわいいっすか?
結構意地っ張りな所もありまして・・・。
あおさんがかわいいってひまわり、良かったね~!
きっと時代劇のイメージがよろしくなかったんでしょう。
子供を生んでしばらくの頃でしたから
この作品の「親子愛」という主題に魅せられたんだと思います。
「見ない」のこだわりの原因はなんだったのでしょう。