NATO軍がリビア首都に大規模空爆
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- 2011/05/24 19:48:47
【カイロ共同】リビアのカダフィ政権が、首都トリポリなどで連日続く北大西洋条約機構(NATO)軍の空爆によ る一般市民の被害を捏造し、外国メディアに紹介している可能性が浮上している。政権は「無差別な空爆で市民に多数の犠牲者が出ている」と主張しており、空 爆停止に向けて国際世論を誘導する狙いとみられる。 トリポリには一部の外国メディアが残っているが、自由な取材は許されず、政権が用意した取材ツアーだけが許可されている。
【5月24日 AFP】リビア政府によると、北大西洋条約機構(NATO)軍は24日未明、リビアの首都トリポリ(Tripoli)で大規模な空爆を行い、少なくとも3人が死亡、150人が負傷した。
同国の最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)政権に対するNATO軍の攻撃が始まって以来、最大規模の空爆となった。
政権報道官によると、NATO軍は政権軍を支援する部隊の兵舎に12~18回の空爆を行った。死傷者の大半は付近に住む民間人だったと主張している。
AFP特派員は、空爆は午前1時ごろから30分以上続き、カダフィ大佐の自宅があるバブ・アジジヤ(Bab al-Aziziyah)地区でも大きな爆発音がしたと伝えている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2802239/7257173
NATO軍の空爆で民間人に多くの死傷者が出ているというニュースですが、
リビア政府はメディアに対して規制を行っており、政府が用意したツアーでのみ取材が
許されている状態で、一般人に多くの死傷者が出たと言うのはリビア政府が情報を操作
しているのではないかと言う懸念も出ているようです。
追記
リビアが空爆被害捏造か 市民の犠牲多数と主張 (6月8日)
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011060801000783.html