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イエメン、対立部族トップの拘束を命令


【5月27日 AFP】アリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)大統領の辞任を求めるデモをめぐる混乱が、政府治安部隊と最大部族ハシド(Hashid)の勢力との武力衝突に発展したイエメンの首都サヌア(Sanaa)では、26日も市街地で激しい戦闘が続いた。

 国防省によると、サレハ大統領は26日、ハシドの長で「内戦を引き起こそうとしている」とサレハ大統領を非難しているサーディク・アフマル(Sadiq al-Ahmar)師と、兄弟9人の身柄拘束を命じた。国防省系ニュースサイト26sep.netによると、「武力による反乱の罪で裁く」という。

 アフマル師によると、25日夜~26日朝にかけて少なくとも24人が死亡した。一方、国防省系ウェブサイトは、ハシドと敵対する部族の武器庫が爆発して28人が死亡したと発表したが、爆発があった地域に展開しているハシド勢力の幹部は、その地域に武器庫は存在しないと反論している。AFPではいずれの情報も事実確認できていない。

 また、国営サバ通信(Saba)は、25日の衝突で女性1人を含む民間人6人が死亡したと伝えた。

 戦闘の激化を受け、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は両勢力に武力の停止を要請。また、米国は可能な大使館員に出国命令を出し、英国も一時的に大使館員の数を減らした。(c)AFP


http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2802744/7268848


イエメンは、アラビア半島諸国において唯一共和制をとる立憲国家です。

現行憲法は1991年に発布され、1994年および2001年に改正されたものです。

民主化に強い意欲があり、言論の自由も認められているとされていますが、

サーレハ大統領個人に対する批判は認められておらず、厳しい取締りを受けています。

近年では、独裁傾向を強めていて、アリー・アブドゥッラー・サーレハ大統領は

イエメン・アラブ共和国の時代から大統領を勤めているため、大統領辞任を求めて

デモが発生している模様です。

http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=557457&aid=28315824


 

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