アルバトロス
- カテゴリ:日記
- 2011/06/02 20:50:34
アルバトロス
日本語でアホウドリ。
大きな翼の、可愛い目をした白い海鳥だ。
かつては何千万羽もいて、大海原を悠々と飛んでいた。
水鳥の羽は、上質の羽布団の原料になる。
海の王者アルバトロスは、地上では不器用だ。
そのため捕獲しやすい事も手伝い、乱獲され海外に輸出された。。
気がつくと、アルバトロスはどこにもいなくなってしまった。
絶滅宣言されたあと、わずかな群れを小笠原の鳥島で発見。
…それから60年余り。
地道で根気の要る保護活動が実を結び、その数は少しずつ増えている。
先日、このアルバトロスのドキュメンタリーを見た。
唯一の繁殖地である鳥島は、火山島だ。
噴火したらアルバトロスは、今度こそ絶滅するかもしれない。
そのため、新しい繁殖地を作るべく、懸命の努力がなされている。
アルバトロスの雛だけを、同じ小笠原のむこ島で人の手によって育てるのだ。
巣立った雛は、自分が育ったむこ島を繁殖地として記憶し、アリューシャンで成鳥してから帰ってくる。…そして、むこ島で営巣する。
そこまでに至る人の努力も、並大抵のものではない。
雛がいる営巣地の反対側から、新鮮な餌を人力だけで運び、親鳥が与える吐き戻しの餌のように、ミキサーにかけ、素早く雛に与える。
人に慣れさせないようにと、なるべく雛のストレスを軽減させるための気配りだ。
今年、やっと6羽のアルバトロスが、この島に帰ってきた。
最初の世代が、ここから人の手を借りずに、飛び立つのだ。
破壊は一瞬、その再生には、気の遠くなるような時間がかかる。
このプロジェクトは、アルバトロスの世代で数十世代、人の世代で数世代かかるだろう。
この地道な努力が、どうか実りますように。
…アルバトロスの翼が死の翼にならぬように。
日本語でアホウドリ。
大きな翼の、可愛い目をした白い海鳥だ。
かつては何千万羽もいて、大海原を悠々と飛んでいた。
水鳥の羽は、上質の羽布団の原料になる。
海の王者アルバトロスは、地上では不器用だ。
そのため捕獲しやすい事も手伝い、乱獲され海外に輸出された。。
気がつくと、アルバトロスはどこにもいなくなってしまった。
絶滅宣言されたあと、わずかな群れを小笠原の鳥島で発見。
…それから60年余り。
地道で根気の要る保護活動が実を結び、その数は少しずつ増えている。
先日、このアルバトロスのドキュメンタリーを見た。
唯一の繁殖地である鳥島は、火山島だ。
噴火したらアルバトロスは、今度こそ絶滅するかもしれない。
そのため、新しい繁殖地を作るべく、懸命の努力がなされている。
アルバトロスの雛だけを、同じ小笠原のむこ島で人の手によって育てるのだ。
巣立った雛は、自分が育ったむこ島を繁殖地として記憶し、アリューシャンで成鳥してから帰ってくる。…そして、むこ島で営巣する。
そこまでに至る人の努力も、並大抵のものではない。
雛がいる営巣地の反対側から、新鮮な餌を人力だけで運び、親鳥が与える吐き戻しの餌のように、ミキサーにかけ、素早く雛に与える。
人に慣れさせないようにと、なるべく雛のストレスを軽減させるための気配りだ。
今年、やっと6羽のアルバトロスが、この島に帰ってきた。
最初の世代が、ここから人の手を借りずに、飛び立つのだ。
破壊は一瞬、その再生には、気の遠くなるような時間がかかる。
このプロジェクトは、アルバトロスの世代で数十世代、人の世代で数世代かかるだろう。
この地道な努力が、どうか実りますように。
…アルバトロスの翼が死の翼にならぬように。
巨大なアホウドリが種として生きていける環境。
それの根本は、アホウドリを支える豊かな生態系が在ってこそ。
それは汚染されていない海であり、陸であり、大気であり。
まずは、ここから改善していかないとあかんね。
いきすぎた保護活動は、種の生命力を奪いかねない。
トキやコウノトリみたいに、もう絶滅したも同じのような個体数にまでなってしまう。
それは、鳥類や哺乳類に限らへん。
植物や魚類や、昆虫にもいえることです。
小さな行為の積み重ねが、地球の明日を左右しかねない。
それを肝に銘じておかんとなあ。
シンさんの指摘で、違う方向から物事を見る大切さを、改めて思いました。
私もデコイだらけの、人しかいない、いや、人も住めない地球にだけはなってほしくない。
命があふれる惑星だからこそ、地球は青く輝く星なんだと思うから。
残念ながら、その本をよんだことはありません^^;
アホウドリ、陸上での不器用さがにじみ出る名前ですが。
私は嫌いじゃありません。
古くから馴染んだ名前だろうし、あほうは、関西ではそんな悪い意味じゃないんですよw
アルバトロスはアホウドリの英語名です。
英名があるのはそれだけ、たくさん生きていた証ですねえ。
ゴルフ用語w
私は、ゴルフはさ~っぱりわからんw
タイガーウッズとかが、なんとか解る程度^^;
グーグル先生に聞いてきたとこ~、なるほどねえw
地上から姿を消した命は、どこに行くのかなあ。
また、違った形で帰ってくるかな。
今は70億もいるホモサビエンスも、いつかホモスペリオールになれるのかな?
そう、思ってしまうなあ。
「死の翼 アルバトロス」
ルパン3世セカンドの、異色作中の名作ですね^^
アホウドリの英語名が、アルバトロス。
ゴルフ用語になてるんですねえ。
みなさんのコメントで、私も勉強になりました。
アルバトロスも、アホウドリも同じ親しみをこめた名前かなと思います。
人という動物は、唯我独尊なんでしょうね。
昔から野生の王国や、脅威の世界なんて30分番組、楽しみでした。
ジャック・クストーとカリプソ号の冒険、どんなに楽しみだったかw
今じゃ、N○Kぐらいすじか、こんなのは放映してくれませんねえ。
私はゴルフはさっぱりわかりません^^;
空を飛ぶアルバトロスは、気持ちよさそうでした。
まずは、本当に守るべきはアホウドリという種そのものより
アホウドリが繁殖できる環境であるべきだということです。
自力で種を維持できること、その環境を守ることが大事なのだと思います。
鳥島がダメになったら、アホウドリは放っておいても他を探します。
第二にこのプロジェクトには、とある所からのお声と
多額の税金が投入されていることです。
これは保護というよりは特定の生き物に偏った過保護とも言えます。
(存続が危ない生き物はほかにもいっぱいいますから)
例えば、この分の予算をブラックバス駆除に回した方が、
日本固有種全体の保護のためにはよほど有効です。
第三に、番組はそれを製作する人間の意図が反映されるものですから
必ずしも事実のみが伝えられていない点です。
例えば、
インタビューが前後の言葉、ニュアンスがカットされて一部分しか放送されないのも
誤解を生む一因ですが、こんなことは日常茶飯事です。
(こんな番組にするために)(こんな記事を書かせるために)協力したんじゃない!という人は
周りにいっぱいいます。
番組の内容をそのまま鵜呑みにすることは危険です。
アホウドリがもし絶滅するとしたら
それは、ここまで個体数を激減させた人間の責任です。
今はその償いをしているということになるんでしょう。
でも、そういう生き物はアホウドリだけではありません。
それらすべての絶滅危惧種に対して人間は償いをしているんでしょうか。
可愛いからとか、希少だからとか、可哀想だからとか、
そういう人間本位の考えだけで保護が行われるのだとしたら
人に見向きもされない名もない生命はどうなるのでしょう。
すべてが生態系の一員として重要な役割を持っているのに です。
いろんな生き物のデコイで溢れる地球にならないよう願うばかりです。
アホウドリ、という名前を「オキノタユウ」に変えようと提唱してるのもこの人です。
沖の太夫は、アホウドリの昔の地方名だそうで。夢のある名前ですよね。
アルバトロスがアホウドリだとは知りませんでした。
帰って来たアホウドリは卵生んだんでしょうか?それともまだ成熟してないかな。
とあるアホウドリがデコイに恋して、毎年人形に求婚し続けてるという、気の毒な話もありましたっけ(^o^)
蛇足だけど、某サイトでの記述によると、ゴルフでのアルバトロスの由来は、アホウドリが
翼と風を巧みに利用することで長距離を容易に飛ぶ鳥だから。
現在では絶滅危惧種に指定されているので、名実ともに、日本では滅多にお目にかかれない………
はい、確かに、仰る通りですww
20世紀初めには600万羽を超える数が居たっていうのに、2~30年で絶滅寸前
去年の調査で鳥島での個体数が、2,500羽余り……
減るのはあっという間やのに、増やすのは気が遠くなる手間暇が掛かる(@@;)
アルバトロスってアホウドリのことなんだね!
最初の引き金は人間がひいた。二度と過ちはおこってほしくない。
帰って来た時もうるうるモノでしたが、若鳥同士が求愛ダンスをしたときには、もう感涙でした。 えねっちけーはこういった番組にはほんとうに惜しみなくつぎこんでくれるから、毎週かぶりつきですww
こんなドラマがあったなんて知らなかったよ