ドラマ【霧に棲む悪魔】
- カテゴリ:テレビ
- 2011/06/04 15:19:56
【今週のまとめ】弓月と晴香は、以前助けてくれた看護師・花恵に協力してもらい、森田の病院から霧子を救出する。弓月たちは気づいていなかったが、実は花恵は自殺未遂を繰り返す病院の患者だった。弓月たちは霧子を諭吉のアパートに連れて行き、そこで暮らし始める。晴香がどうしても彼女は圭以だと言うので、彼らは霧子を圭以として扱うことにした。途中諭吉がやってきて、弓月を探して漁村まで男が訪ねてきたと教えてくれた。弓月は圭以の記憶が戻るまで、じっくり待とうと考えるが、ファームが人手に渡ってしまうと焦る晴香は、圭以が生きていると公表しようと言い出す。弓月は当然反対するが、影山が霧子と引き換えにファームの所有権を晴香に渡すと電話してきたため、晴香は公表したいという主張を繰り返す。影山の弓月と晴香の間を裂く作戦は、少しずつ晴香の心を蝕んでいた。そんな中、圭以の言動から弓月は、彼女が圭以であることを確信する。圭以は霧子から言われた「ゴシュは死んだ」という言葉を思い出し、弓月に告げた。晴香は戸籍上死んだ人間が生きている場合、それを主張するにはどうしたらいいか木島に相談する。そして唐木田を伴いファームの玄洋の元へと向かった。一方、龍村家の相続が終わったため、陽一は本格的に龍村グループの乗っ取りに取り掛かる。経営陣はほとんど宮下側についており、折りしも宮下が増資をすると発表。しかし関連会社の経営者を味方につけたりして、何とかCEOに就任することができた。宮下は依子に近付き、ファームの抵当権を買い取る話を進めていた。依子は宮下との取引の内容を、多少色をつけて陽一に教え、暗に金を無心する。
【感想】やっぱりあれは圭以だたのねー! だから大体ミステリーで顔が同じ人が出てきたら、とりかえばやが行われていると見ていいのですよ。まぁ自分の名前を霧子だと信じさせて注射をするシーンが出てきたあたりから、圭以ぽかったんですけどね。ただここまで状況証拠が揃っているのに、決定的な証拠がないと、逆にやっぱり霧子なんじゃないかと思ってしまう、ミステリーファンの悪い癖w 玄洋と礼司が同じDNAの一卵性双生児だとすると、玄洋と圭以のDNA鑑定をすれば親子かどうかはわかりますね。だから晴香は唐木田と一緒に玄洋のところに向かったのかな。つまり弓月には内緒で圭以が生きていると公表する準備をしているわけだ。しかし来週の予告を見る限り、玄洋は色ボケ親父に成り下がっちゃってますねw 本当に霧子が圭以だとすると、一体いつすり替わったのかが問題になってきます。陽一はああいう酷い性格ですが、一応圭以に対する思いは本当だったので、あの態度からして生きているのは霧子の方だと信じ込んでいるような気がします。そもそも2人が入れ替わっている間に捕まっちゃったんですから、そのまま入れ替わっていたと考えるのが自然なのかもしれないですが、病院に送られた圭以は森田たちに洗脳されて霧子ぽくなったとしても、死んだ方の言動が圭以ぽかったことが説明がつきません。いつどこで摩り替わってそれを誰が知っていて誰が知らないのか、これからポイントになってきそう。 さて、今週も面白かったですが、ちょっと主人公たちの言動に不自然な点がなくもないんですよね。だって弓月は道路工事とかしてる時に圭以やら晴香やら挙句に陽一にまで偶然会ってしまってるんです。何故その街で暮らすかな。灯台下暗しとは言いますが、偶然誰かの目に触れてしまう可能性もなくはないですよね。それと諭吉のアパートですが、あそこって他に人住んでないんでしたっけ? でも大家さんはいるんだから、一応ちゃんと家賃を払って入居してるわけですよね。あの手のアパートは大抵独身者が1人で住むことを前提にしており、勝手に同棲とかしてはだめということになってるんですよ。まぁ建前ですけど。しかも急に騒ぎ出したりするちょっとおかしな人を連れ込んでるのに、周囲から苦情は出ないんでしょうかね? 壁だって薄そうですよ。怒鳴り声は外の道にまですぐ聞こえそう。それに影山なら、漁村と弓月の関係を調べ上げ、諭吉の名前が出たら諭吉が元住んでいたところくらい調べそうなものです。何故彼らが無事にあそこに住めているのか、とても不思議です。
まず圭以が生きていることを証明しなければなりません。
そして、陽一に徹底的にダメージを与えるためには、
やはり「ゴシュは死んだ」という言葉の謎を解く必要がありそうです。
公式サイトのチャートを見ると、普通の連ドラより尺がかなり長いので、
それなりに登場人物も人間関係も複雑です…が、やはりリアリティが出るほどではないですねw
あと、昼ドラに矛盾はつきものですよね~あとキャストが異常に少ないとこもね!