雨奇晴好
- カテゴリ:勉強
- 2009/04/25 07:41:57
雨奇晴好(うきせいこう)
意 味: 晴天でも雨天でもすばらしい景色のこと。
自然の眺めが晴天には美しく、
一方、雨が降ったら降ったですばらしいこと。
解 説: 「雨奇」は、雨のときにすばらしい。
「奇」は、ここでは、抜きん出てすばらしいの意。
「晴好」は、晴れの時に美しい。
出 典: 蘇軾(そしょく) 『湖上に飲す、初め晴れのちに雨ふる』 (詩)
「水光瀲れんえんとして晴れ方まさに好よく、
山色空濛くうもうとして雨も亦また奇なり」の略。
用 例: 四条の額じゃないが、雨奇晴好ぐらいな気持ちかな。
(志賀直哉「暗夜行路」)
参照:四字熟語データバンク&Goo辞書