被災地(東北)に行ってきましたです。
- カテゴリ:日記
- 2011/06/05 11:22:57
東北(仙台、石巻)に行ってきましたです。
民介協の支援ということで、石巻市蛇田にある施設に行ってきましたです。
被災地と言う事でしたが、スーパーやコンビニ、ビデオのレンタル店も営業していて
普通の街でした。
奈良の片田舎よりずーーっと都会で便利な街でした。
被災地って??という感じでしたが海水は床下まで来たそうです。
丁度、台風が来ていて、テレビで浸水している市内が映されていましたが、
私が行った所は、被害がなく同一市内とは思えなかったです。
施設の職員の方は明るく話をして下さいましたが、震災当日は、地震の瞬間に停電し、
テレビの津波情報や、警報が出た事も知らなかったそうです。
本部とは「無事です」と携帯で連絡していたけれど、
津波が押し寄せた後は連絡もできなくなって、平屋建ての建物なので、
利用者を車椅子ごとテーブルの上にあげただけで、
自分たちは首まで海水に浸かったまま一晩を過ごしたそうです。
車は流されて救援の手は来ず、本部に救援を求めに行く事もできず、
翌朝になっても海水は引かず、3月の雪の降る中、濡れた衣服のままで、
人生の終わりかなと思ったそうです。
外に出るより海水の中の方が暖かかったそうです。
2日目になって、近所の3階建ての建物に避難させて貰って、
衣服がないので宴会用のチャイナドレスやサンタ服に着替えて
利用者のバイタルチェックをしていましたと笑って話されていました。
3日目に、男性職員が歩いて本部まで行って、車を確保し、
利用者を本部に移送したそうです。
2日目に本部の方が来たけれど、水が引いていないので車では近づけず、
歩いて来て声を掛けたけれども返事がないので、全員ダメかなと思ったと
言われていました。
自宅は流されて土台しかないとか、
津波被害はない地区で、家具に挟まれて身動きできないのに
親戚は助けに来てくれないなぁと思っていたら行方不明になっていたとか
明るく話されていましたが、明るい内容じゃなかったです。
介護の支援で行ったのですが、職員の方々がほとんど自分でされてしまうので、
ついて回って「~お手伝いさせてください」と言わなければ仕事が回ってきませんでした。
あまり役に立ったのかどうかはわかりませんでした。
施設は「高齢者専用介護付き賃貸住宅」でしたので、
利用者の方が自室に帰ってしまわれると、話し相手もいなくなって
仕事もない時間があって、しょうが無いので女性職員が普段できないであろうと
思われる、窓ふきやエアコンの掃除、換気扇を分解しての掃除をしていました。
火取虫さんが行かれた石巻市蛇田という地域は唯一石巻でも津波の被害がほとんどなかった地域です^^
蛇田地区以外はほぼ壊滅しました^^;今はまだ更地です><
まだときどきご遺体が見つかります・・・
余震も続いてる危険な場所にお手伝い御苦労様でした^-^ 感謝!感謝!です。
是非今度は観光でいらしてください^-^ 復興がおわったらですけど