ドラマ【江~姫たちの戦国~】【JIN-仁-】
- カテゴリ:テレビ
- 2011/06/06 16:43:15
【あらすじ】秀吉は聚楽第にて行幸を迎えることとなり、俄かに周囲が慌ただしくなって来た。秀吉はいつになく機嫌がよく、秀吉と茶々が結ばれたことを知らない江は、いぶかしく思った。そして行幸後、ついに江が秀吉と茶々のことを知ってしまう。江は茶々に怒りをぶつけ、秀吉も罵倒するが、秀吉と茶々の仲睦まじい様子にいたたまれず、出て行ってしまう。それからというもの江は茶々と口を利かず食事も一緒にしようとしない。そんな様子を茶々から文で知らされた初が、2人を仲直りさせるため大坂城に戻ってくる。
【感想】今日の「お江でござる」は、姉妹ゲンカでした。江が一方的に腹を立てていただけですが、それも無理はないですよね。どんなに厚遇されようと、親の仇であることは間違いないんですから。しかし茶々はすでに仇に骨抜きにされているし、晴れて思い人の嫁となった初は、自分の幸せに浮かれすぎて過去の恨みなど忘れてしまっている様子。しかも、江は姉を守るため秀吉の言う通り佐治一成のところに嫁に行ったのに、秀吉の都合で勝手に離縁されるという酷い仕打ちを受けています。姉たちより恨みが深くて当然ですね。しかし、いつまでも過去の恨みを引きずって生きるのも考え物です。こういう時には、江の思い人である秀勝と結婚させてやるのが一番ですが、そうしなくても江は何とか乗り越えることができましたね。今日はなんといっても、ずっと子供ができなかった秀吉と、最愛の側室の間に子ができるという、豊臣家としては嬉しいが、正室としては複雑な気持ちのおねの演技が素晴らしかったことです。やっぱり大竹は天才なのかも。こんなドラマにはもったいn(ry 龍子ほどサバサバしてるのも、こいつ秀吉どうでもええんちゃうんかいと思ってしまいますけどねw さて次週、ついに成長した秀忠が登場するようです。これで視聴率の起死回生となるか? ただ、秀忠の前に秀勝との結婚が控えてるんですよね。秀勝は確かあまり長生きできないので、早いとこ結婚しないと結婚生活がほとんど見れないですねぇ。
【あらすじ】龍馬は無血革命を狙い、幕府に大政奉還をさせるため、土佐の山内容堂に建白書を提出させることに成功。それを薩摩の西郷や大久保に見咎められ、何とか言い逃れをしようとするも、西郷のハッタリについ本音をしゃべってしまう。一方仁友堂を通して龍馬の動きを探るよう命じられていた恭太郎は、仁と龍馬が並んで写っている写真を処分し、仁をかばうことにする。仁友堂では野風の出産を向かえる体勢を整えていた。ところが野風のお腹の子が逆子であることがわかり、なんとか正常な位置に戻そうと皆で努力するが…。
【感想】番組中では説明がありませんでしたが、去年龍馬伝を見た人ならわかると思いますが、9番目に医療保険を提唱していたあの文書は船中八策ですね。てことは教科書にも載っている船中八策が、船中九策になってしまったってことか。勝が言っていたように、龍馬の主張はそれまで自分が見聞きした中で感銘したことを流用しただけのもの。龍馬の役割は職人に部品を発注し、それを使って大工たちに船を作らせる、いわば船大工のようなものだと、以前ここにも書きました。プロデューサーってんですかねぇ。なので、仁と出会ったことで八策が九策になったのは、龍馬らしいと言えると思うんですよね。しかし、仁はここまで歴史を変えられるのに、龍馬の運命は変えられないんですね…。仁が酷い頭痛に耐えながら書いた手紙も、結局は龍馬の元には届いていないし。次回そろそろ暗殺でしょうか。最終回は現代に戻る話でしょうしね。多分。それにしても野風は最悪の状態だったのに、赤ん坊も母体も何とか助かってよかったですね。ただあの麻酔なしのカイザーのシーンは見れたもんじゃなかったですね。いくらすべてが作り物とは言え、意識があるのに腹を切られ、それも一度にズバッと切られるのではなく、これを切ったら次はこれ、みたいな感じでしょ。そして最後にはその傷の中に手を突っ込まれ、中にあるモノを取り出されるわけですから、もう考えただけで気が遠くなりそうですよ。正直中谷の喚き声は物足りなかったな。あんなもんじゃないと思うんですよね~。腹を切られた時の痛さは…。しかし、野風はどちらにせよ癌で余命僅かですから、最終回あたりで死んでしまうのかしら。
上野も江が9歳の頃から演じているので、子供っぽく見えたらそれは成功と言えます。
ただこのままではさすがに女優としてきついので、徳川家に嫁に行ってからが
上野の勝負所ではないでしょうかね。
それに比べて、江の気持ち、まかろんには子供の戯言にしか見えない~(毒w