Nicotto Town


銀色羽毛のblog


希望のとおり…

今回のカテゴリは「恋愛」
「自分の結婚観」についてブログを書いてみよう!

……ですって。このお題はきついな。
だって、わたしには、小学生の頃既に、結婚願望なんて無かったもの。
男の人って、男の子って、恐かった。


ですから、女の細腕一本でも、人並みに暮らせるだけのお給料貰える職業、探したのです。

わたしが中高生頃の女性の給料体系、ってふざけとった。
「事務職の女の子には、実家から通うだけの給料しか、出せない」
ですって。つまり、親元離れて一人暮らしするのに必要なだけの賃金、支払われていなかったの。人扱いされてない。
女性がなるとされている職業は、殆ど、ガラスの天井(賃金の頭打ち)が在る。
一見華やかな職業は(わたしの柄ではありませんし)、一定年齢ですぐに引退しなくてはいけない。
どう足掻いたって、花嫁前の腰掛け、或いは誰かに食わして貰うの前提。

そうじゃないもの。一生こつこつと働き続けられるもの。
比較的新しい価値観で賃金体系ができていて、男性と差がない程働ける分野。頭脳労働の技術屋?
(わたしと同じ年に卒業して、経理事務になった人が憤慨してました。この業界、体質が古いから、入社も職もおんなじでも、男だというだけで諸手当が付いて、女には付かなくって、頂けるおぜぜに差が出るのだと。彼女は有能な部類でしょうに、それだけに意欲が削がれそう。いたわしい。)
もしくは、ずっと保守的にして案外先進的。公務員。
自分は「お役人」なんて柄じゃないと思いますし、予備校に通うだけのお金を持ち合わせていなかったので、公務員は諦めましたの。
もし、県警の上級の情報区分なんかで受験して、合格して、お勤めしていたなら。病気が出ても休職になるだけ(とはいえ、それが何年も続くようでは、自ら退職願出しそうです…)で、すぐに首飛ばずに済んだのかしらん?
(ええと。それ以前に、「自分が警察勤め」というのが想像できませんが…………。)

それから10年半。
この国もすっかり不景気が板に付き。
もう、勤め人になるのは諦めました。
数年前、就職面接に行ったら「こちら(実家)に帰ってきてから、定職に就いたことはないのですか?」と訊かれましたもの。
定職に就こうとするたびにそう訊かれて、「ありません」と答え続けなくてはならないのなら、面接なんて、受けるだけ無駄でしょう?

別に、贅沢なんて望んでいない。
独り立ちしたい、実家に身を寄せてるなら、せめて生活費入れたいだけ、なのに。
今は田舎には、健康な弟にすら、職が無いご時世。


因みに、「手芸で本出している方々って、殆ど旦那様に食わせて貰っている」というお話を、男性の手芸作家さんがブログでなさってました。(ですからご当人は、ペイできない「自分の名を冠した本を出す」ということをなさらないのだとか。)
所詮、ここにもガラスの天井。
独り立ちできる程稼ぐには、やはり、自分の名を冠するお教室を他人に開いて貰う域に達しないといけないみたいです。他人の真似して作っていれば嬉しいわたしには、そんな事業のようなこと、真似できません。



そして、お題の方。
ええ、今に到るまで、独身を通してますとも。
或る意味、希望のとおり。

(今の医療水準では)薬が一生手放せない身体ですから、結婚なんてしたら、相手の家族に迷惑が掛かりますから…。
何ヶ月も家事ができない状態が続くような女性を娶るよう な、発想が日本男児じゃないような男の人に巡り会おうともしませんでしたし。子供を望もうとしたら(不可能ではない、そうです)、薬の組み立てを替えなくてはいけなくて、これまた生活の質がどうなるか判りませんし。それに、自分で育てられるとは、到底思えませんし。
そもそも自分の子供を望んだことはありません(皮膚の方にも問題を抱えておりまして、それが遺伝する質(姉弟、母と、皮膚は弱いので…)だとしたら、可哀相です。小さい頃、男の子が恐かった理由は、推して量って下さい…。)ので、こちらも希望のとおりです。多分今後も。


旦那様に食わして貰っているのと、親に食わして貰っているのの違いは、期間と社会保障ですかねぇ。
常々思うのです。所詮、自分は親の愛玩生物。二親が死んだら、保健所が引き取って殺処分してくれますように、と。
薬のせいで、逆縁になれますように。
…と願わなくてはいけないなんて、なにか間違っとる…………。

せめて、元気なときだけでも働かせてくれるところがあるのなら、そんなこと、望まなくても、済むかもしれないのに。
(「障碍者枠」とか言う単語は、聞いたことあります。が、恐らくは、毎日毎週毎月毎年働き続けることができる人でないと、問題外なのでは。)

元気でない今は、発想が湿りがちです。どっかのプロチームが10連敗もしている今は、なおのこと。…ではなくて。
今夜は別の事を考えてから、眠りに就きましょ。
ここまで読んで下さいました方、こんな話で、ごめんなさい……。





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