えー、まぁお酒で失敗ってありがちではあるんですが。
当事者・関係者・迷惑かけられた人からするとエライことなわけで。
量が問題の場合も多いので、気をつけようとは思う。

まあ実際、わたしもお酒が嫌いなクチではないわけで。
記憶が飛んだ、暴れた、ってことはないけど失敗もそれなりにある。
やっぱり量が問題だった。


お世話になっている目上の方のお宅にお邪魔した折のこと。
その方は、肩肘張らない、いける口でいらして。
お邪魔した人間はご飯とアルコールを勧められた。
いただきました。おいしゅうございました。

問題は、その方が、いえ、その方の一族郎党が揃ってやたらとお酒が強い、いわゆるザルだったこと。
みんな遠慮しないでね、と気取ることなくお酒を勧めてくださる。
それなりに遠慮とセーブをしていても、こちらも嫌いではないので三度に一度くらいは戴いてしまった。

結果、二日酔い。

翌日、外せない用件で気持ち悪いながら動いていたら、その目上の方に見破られ、「ごめんね、気付かなくって。うち、酒に強い人間ばかりだから……」
と、ドリンク剤を差し入れられてしまった。
恥ずかしいやら、申し訳ないやら。

皆同じように（いや、大概わたしより盛大に）飲んでいたけど、翌日抜けきってなかったのはわたしだけ。
こっちも決して弱いわけじゃない。
あの一行、どんだけウワバミ揃いだったんだよとちょっと呆れる。


失敗、と言うほどじゃないけど面白かった友人の行動。
友人連で集まって、まぁちょいお祝い、というので飲んでいた。
で、フと気づいたらその家の主がいない。
そう言えばピッチが速かったなぁ……とは思ったのだけど。
声が聞こえるので別の部屋見てたら、そこで背筋をピンと伸ばし、威儀を正して——

『日本国憲法』、朗読してた。

なんで?　と思ったけど、お酒を取りに行ったら目についたので読み上げた、とりあえず自国の憲法なのでかしこまってみた、ということらしい。
えー、本はブームの時にご家族だかが買ったのが混じってただけ、ヤツはいわゆる右でも左でもない単なるヨッパライw

笑い話になったけど、なぜ朗読、なぜ憲法、と周囲はもちろん、本人にも訳わからん、と謎が残った出来事だった。


なんにせよ莫迦やっちゃいかんよなぁ，と思うことしきり。
お酒で今一番の問題は、いわゆる「第三のビール」をかたわらにネットに向かうと、ついつい夜更かししてしまうことだろう。
まずいよなぁ〜　悔い改めねば。