北朝鮮、ミサイル発射と密輸
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- 2011/06/13 18:09:39
【ソウル聯合ニュース】米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)で大量破壊兵器を担当するゲーリー・セイモア調整官は13日、聯合ニュースのインタ ビューに対し、先月末、東南アジア方面の公海上で自国に引き返した北朝鮮船舶はベリーズ船籍の「ライト」で、ミサイル関連とみられる物資を積んでいたと明 らかにした。
セイモア調整官によると、同船舶は国連安全保障理事会決議1874で禁止されている兵器類を船籍し、ミャンマーに向かっていたと推定されている。これを 受け、米国政府は北朝鮮に事実確認を要請するとともに、ミャンマーなど東南アジア諸国に対し同船舶が停泊する場合、貨物検査を行うよう求めた。さらに米海 軍も航海中だった同船舶に対し、行き先や船籍した物資を明らかにするよう要求したという。
セイモア調整官はこうした圧力などが北朝鮮に船舶の回航を決定させたと指摘。国際社会が協力し、注意を払えば、北朝鮮の兵器輸出を防げることを証明した例だと強調した。
北朝鮮船舶に関しては2009年、ミャンマー向けのミサイル部品などを積載した疑いがもたれた貨物船「カンナム」が米海軍の追跡を受け、北朝鮮に引き返したことがある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110613-00000023-yonh-kr
【ソウル時事】韓国国防省は13日、国会への提出資料の中で、最近の北朝鮮の動向について「北朝鮮は核実験とミサイル発射可能な状態を維持するための活動を継続している」と指摘し、「多様な手段と方法で奇襲的な挑発を行う可能性が増している」との認識を示した。
具体的な最近の動きとしては、黄海、日本海で海上浸透訓練を繰り返していることや、黄海の北方限界線近くの海域でワタリガニ漁が盛んになる今の時期に合わせ、北朝鮮の警備艇の活動が活発になっていることを挙げた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110613-00000046-jij-int
枝野幸男官房長官は8日午前の記者会見で、北朝鮮が先週半ばに平安北道沖の黄海に向けて短距離弾道ミサイルを発射したことについて「北朝鮮は国連安全保 障理事会の決議で、弾道ミサイルのいかなる発射も禁じられている」と不快感を表明し、情報収集を進める考えを明らかにした。
また「非核化をはじめとする約束を具体的行動で示すよう求めている」と日本政府の姿勢を強調。米韓両国など関係国と緊密な連携を続ける考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110608-00000539-san-pol