雨が降れば、
だいたい家にいて
コーヒーいれて本を開いてますね。

雨の日に合う本といえば、

『冷静と情熱のあいだ』
とかですかね。

江國香織と辻仁成が交互に連載して話題を呼んだ作品だったような・・・。


２冊の本が、同じStoryを女性側と男性側とから書かれていて、燃えるような恋と大人になって身に付けた理性との間に揺れ動く主人公たちの気持ちがとっても切なく美しく響いてきます。

しとしとと降る雨の中、すこしずつ読みたい１冊です。


映画化もされて、私は中学生の頃最初に映画を見たんだった気がしますが。
もうほとんど思い出せないけれど、
美しいイタリアのフィレンチッェを舞台にたんたんと展開する静かで、でもすれ違う二人にハッとさせられるという印象が残っています。

そして数年後に原作を読んだんですが、なぜだかその静かな雰囲気が雨によく似合う本です。