レーナ・クルーン ペリカンの冒険
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/06/14 01:43:58
子供向けの作品のようなタイトルだけど
ペリカンの目を借りて 人間社会を考える物語
ある日 エミルという少年が
食堂でマカロニを食べていると お客の中に
ペリカンがいるのをみつけた。
ちゃんと洋服を着て ネクタイをして 新聞を読んでた。
でも 他の人は 気がついていない。
というオープニング
ペリカンだから 人の価値観 習慣 ・・・・ なにも知らない
社会で生活するには お金が必要だということも知らない
そのお金の稼ぎ方も知らない
そこから 大量の本を読んで知識を吸収したり
ベビーシッターの仕事をみつけたり すぐにくびになったり
合唱隊の歌手のしごとをみつけて 安定した暮らしをゲット
海の暮らしを捨てて 人間になりたいと思ってやってきたけど
やっぱり なじめなくて 海に戻っていくまでのお話
人間の暮らしをして 吸収した知識をすべて忘れて
ただのペリカンにもどっていく
人間にあこがれて 人間になりたいと思ったけど
住まいをみつけて 新聞をとってみたら
そこに書いてあることは ささいなことでの殺人事件
大量殺戮兵器の話 ・・・・・・・・・・・・・・
人間って そんなにいいものでもないんだと 気がつく
フィンランドの作家さんの書くお話 今までにないかんじです
そうしたら ここにどんな話なのか書いてあったので ラッキー!です。
面白そうです。・・・次のブログも これから 読みまーす^^。
あっ まちがえた ペリカン
人間なんて そんなにいいもんじゃないんだと気がついたみたい
南極よりも温かいところに住んでる種もいるから それにすればいいかも
お客の中に見つけたのは ペンギン?それともペリカン?
ここではない どこかを探しても
外側からだけ みて あこがれていても
中に入れば いろいろある
結局 自分以外の自分にはなれない、なる必要もないと
ペリカンは わかったのね(^^)
・・・ブリザード、大変だけど・・・・・。一一