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中国、他国は南シナ海の干渉控えろと米国けん制


 [北京 14日 ロイター] 南シナ海の領有権をめぐり中国とベトナムなどの緊張が高まるなか、中国人民解放軍の機関紙「解放軍報」は14日、同海域の主権争いは当該国同士で解決されるべきであり、関係ない国は干渉を控えるべきとの見解を発表した。これにより、米国の介入をけん制する狙いがあるとみられる。

 南シナ海の領有権をめぐっては、ベトナムが中国漁船などにより妨害行為を受けたとする一方で、中国はベトナムが主権侵害を行っていると主張。ベトナムは13日に南シナ海で軍事演習を実施しており、両国の間で緊迫した状況が続いている。

 解放軍報は14日の論評で、ベトナムは軍事演習を行ったことで両国間の緊張を高めたと批判。「(領有権をめぐる)論争を誇張し悪化させる行為は、南シナ海における問題の解決にはならない」と指摘。論争は中国とベトナムの間で友好的な対話を通じて解決されるべきだとし、国際問題に発展することに反対すると強調した。

 ベトナムは南シナ海をめぐる問題について米国など諸外国に緊張緩和の支援を要請しているが、中国軍は米国の介入を退けたい考え。米中関係は昨年、南シナ海問題にオバマ政権が干渉したことなどを受け悪化していたが、今年に入ってから両国関係は比較的安定しており、米国は今のところ南シナ海問題も静観する姿勢を保っている。


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21697020110614


 

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