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るしのしっぽ


岡田利規×安部公房『友達』 

ブログのカテゴリに演劇とかエンタメとか芸術全般があるといいのに……。

三茶シアタートラムで
岡田利規×安部公房『友達』 みてきました。
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2008/11/post_127.html

1967年初演の安部公房の戯曲を
新進気鋭の「チェルフィッチュ」の劇作家が再演するもので
おもしろかったですよ。

独り暮らしの会社員の元に
まったくの赤の他人の大家族が、するするするっと入り込み
なしくずしに部屋、給料、彼女、人生……次々に
とりこまれていってしてまう……という、コワ~イお話。
宗教とか洗脳セミナーとか、家族監禁とか似た犯罪がちょっと前あったりもしましたよね。そういう意味でも、初演がすっごく昔なわりに、すごくイマドキなテーマでありました。

出演者も実力派そろいで
「大駱駝艦」の麿赤兒、「天井桟敷」の若松武史、「青い鳥」の木野花
そして、CMの殿、新劇界の実力派・今井朋彦など、豪華・豪華……
それが9人もあんまり広くない舞台の上にミッチリ……

まぁ、テンポは全体に妙な間延び感があって
さくっとすすめてほしいところもあったけど、

久々におもしろかった舞台でした。

(余談だけど、同じ会場に仕事先の人がきてて
遊んでるのがバレちゃった……ドキドキ)





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