最近読んだ本
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/06/16 01:08:48
白石一郎著・・・「海狼伝」です。
第97回直木賞受賞作
戦国時代、日本の海を支配した瀬戸内・村上海賊にまつわる海洋冒険小説。
海賊ものなので、月刊マガジンの「海皇記」や少年ジャンプの「ワンピース」を想像してましたが、やっぱりというか、さすがに全く違ってました。(^-^)
それどころか、生死を賭けた海賊たちの残酷な生業に生々しさを感じ、船戦(ふないくさ)や操船の描写などに今にも飛沫が掛かって来そうなワクワクを感じながら読みました。
『こんな作品が書けたら良いなァ~』と、感心させられました。
中世では「倭寇」なんてあり、その筋の物語は面白いものです
ルソン助左衛門を扱った小説を昔読んだことがあります
ワンピース、確かに読む気すら湧かない