最近読んだ話/ドラマ【遺留捜査】
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/06/16 16:45:54
本でも小説でもなく、話と銘打ったのは、青空文庫で読んだからw
最近とんと本は読んでませんなぁ。
JINの原作なら今読んでるとこなのだけど。
で、その青空文庫で呼んだのは、ジャックと豆の木なんである。
意外とこのへんの昔話というか童話は、ざっくりとした内容しか覚えていないので、
どんなのだったか確かめるために読んでみました。
読んでみて、ほんとに細かいことをあれこれ忘れてたっていうか、
自分が過去に読んだお話は、かなりはしょったものだったことがわかった。
まず、ジャックはイギリス人であること、ジャイアントだと思っていたものはオーガだったこと、
ジャックがやったことはそのオーガから不思議なアイテムを盗み、
挙句に追いかけてきたオーガもろとも豆の木を切ってオーガを殺したこと、
ジャックは3回も天界に行って盗みを働いていたこと、
実はジャックのお父さんはそのオーガに殺され、母子ともに下界に逃げてきたこと、
天界にジャックに味方してくれる妖女がいることなどなど。
他にもびっくりしたのは、ジャックは今でいうニートだったことw
親の敵討ちやオーガが食人鬼であるという設定がなければ、
ジャックはニート→窃盗犯→殺人犯という救いようのない話だったのだ。
思うにイギリス人という設定があるということは、
イギリス人が元々天界に住んでいたなどということはありえないので、
オーガは恐らく先住民族か、侵略者の象徴なのだろう。
イギリスが島国ということを考えれば、ひょっとしたら豆の木は
海を行き来できる船のことなのかもしれない。
てことはニートのジャックは元々、もしくは一度支配した領地を追われた領主の息子だったのかも。
これは私の想像でしかないけれど、こんな風に昔話を実際ありそうなことに
置き換えて妄想してみるのもなかなか楽しいね。
【感想】息子役の橋爪遼は、名前からわかる通り橋爪功の息子ですな。前からシバトラなどで顔を見たことはありましたが、今回初めて気づきました。よく見るとやはりお父さんに目元や鼻筋、ちょっとした表情なんかがそっくり。残念ながらイケメンとは言いがたいので、お父さんのような性格俳優になれればいいですね。さて、個人的に神回だった前回に比べ、今回糸村はまったく犯人捜査とは別のルートで動いており、いつにも増して人情路線に突っ走ってました。犯人逮捕は警察犬を要請した斎田の功績と言えるので、糸村はまったくの役立たずでしたねw 糸村にとって、遺留品から被害者の声を聞き取れればそれでいいので、役立たずだろうが税金泥棒だろうがどうでもいいのでしょうw ついでに被害者遺族を癒すことができれば、万々歳といったところでしょうか。次回が最終回のようで、そろそろ音響研究所のあの女が出てきましたね。銀のスプーンは、兄に産まれた子供に上げたものだったのでしょうか。持ち手が特殊でしたよね。最初は念力で曲げたのかと思いましたがw それを紛失したのが今回殺された山崎でしたが、警察に保管されているのに紛失ということは、盗んだのは警官でしょうな。ただ単に紛失したってことはないでしょう。てことは、スプーンに何か秘密が隠されていたのでしょうか。自殺したという兄の恋人は、本当に自殺だったのか。自殺だったとしても、スプーンが隠されたことと彼女の死に何か関係があるのか。奈津子が聞いた音は何だったのか。そして斎田は加賀見に突き落とされたのか。次週くらいは刑事ドラマの名に恥じない展開を期待したいところですw 関係ないですが、昼に録った相棒の再放送でも長谷川初範が出てたので、なんか変な気分でした(;´Д`)
何故このジャックと豆の木を映画化しないのか不思議ですね。
ジャックが領主の息子、つまり王子様なら、ニートでも許されるのはわかりますw
確かにあの背景、ジャックと豆の木っぽいですが、あれはきゅうりの木なんですかねw
なんだかジャックと豆の木みたいだーって思ってました~w
といっても細部は全く思い出せなかったんですが・・・
そんな波乱万丈なお話だったとはー(驚)