カリ・ホタカイネン マイホーム
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/06/17 06:31:22
主人公は 離婚の危機に立つ 別居中の男性
修復のために マイホームの購入をくわだてる。
フィンランドで 最初の 専業主夫
家事に熱中するあまり 完璧にこなそうとして ストレスを溜める
妻が それを見て もっと外に出かけることをすすめるが
口論になり 手が出てしまう
そのたった一度の暴力の結果
妻は娘を連れて 家を出て行く
そんなオープニング
娘はなついているが 妻はもどる気はない
いろいろと努力するけど いいほうに転がるのか
それとも 悪いほうにいくのか
どうなるんでしょう。
フィンランドで 初めての専業主夫だと名乗ってる
日本でもありそうだけど
マイホームを買うには まず お金
そのために仕事をはじめるんだけど
専業主夫と書いてたのに 倉庫に勤めてることになってる
勤めながら 副業をはじめるんです
それは マッサージ
広告を出したら すぐに反応
そしたら なんか 勘違いした客ばかり
どんな勘違いかというと エロマッサージ!!
丁重にお断りして 普通のマッサージの客だけ受けるけど
やっぱり いっぱい稼ぐにはと エロマッサージも受けることに
その客は女の人
だけど いやいや やってるのね
さあ どうなるのかな。
一年の半分が冬という土地だからでしょうか
そんな雰囲気ですね
翻訳文にもよるでしょうが、内容が深そうですね。
フィンランドの文筆家は 詩人 哲学者が多いみたい。
哲学者の書いた小説 という雰囲気ですね
ゆっくりとした破滅へと突き進んでいく物語
実話を元にしてるのかしら。
勘違いされるくらいだから、きっとハンサムな方なのねーとか、勝手にドラマ作ってしまいました(笑
ほんとにそうですね
どっちへいくんだろう
娘は 元に戻って欲しいと思ってるのに
なんか 最初の部分を聞いただけで
悲しくなってしまうー
ありそうなんだもん、普通に。そういう状況。
それぞれが「最善」と信じてやってることが
すれちがって 誰が悪いというのでもないのに
だんだん 遠くへ 遠くへ 考えてもなかったところへ 行ってしまうこと