お題:最近読んだ本
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/06/18 19:35:48
最近読んだ本ですが、またまた?歴史小説を紹介しますww
まずは
「新三河物語」/宮城谷昌光著
江戸時代初めに「三河物語」/大久保彦左衛門著があり
これに、及ばないと著者は謙遜しておりますが・・・
織田信長から「膏薬侍」と激賞(良い意味で)された
大久保忠世、忠佐兄弟(彦左衛門の兄ですね)を中心とした
大久保一族が、いかに徳川の天下取りに貢献したかが内容ですねww
(そして、いかに天下取った後に冷遇されたか。。。もですが)
続けて
「のぼうの城」/和田竜著
これは、来年公開の映画の原作となってますww
さて、のぼうとは?、って、これを書いてしまうと面白くないですね
豊臣秀吉による北条征伐の際、小田原城落城まで、唯一開城しなかった
武蔵国:忍城の攻防が内容です
主人公(・・・になるのか?)の忍城城代:成田長親と
攻め手の総大将の石田三成との対比が非常に面白いですね~ww
最後は
「マンチュリアンレポート」
/浅田次郎著
これは、満州国設立に向けての関東軍の謀略とされている・・・
張作霖爆殺事件(すっげ!!、「ちょうさくりん」で一発変換ww)
これの真相を確認したい、やんごとなきお方に依頼された
主人公からの報告書と
爆殺現場の舞台となる「物」!!の独白からなっております
ちなみに、張作霖は「中原の虹」の主人公の一人ww
したがって、「蒼穹の昴」 → 「珍妃の井戸」 → 「中原の虹」
この、最後の作品となります
ちょい役ですが、李春雲と李春雷の前作主人公兄弟も出てきます
最近、小説は歴史物しか読んでないなぁ~
紫禁城の黄昏ですか~・・・、文庫で出てるようですねww
今度、本屋で確認してみますね~
中国近代モノ、特に清朝~満州国がお好きなら、ドキュメンタリーですけど、
「紫禁城の黄昏 (上)(下)」
が面白いですよ~。歴史のウラがよくわかるわ。
宮城谷さんが日本の歴史小説書き始めたのは最近ですからね・・・
それまでは、古代の中国歴史(三国志以前。。。)を主に執筆されてましたので
オタクじゃなければ、どうしようもないですよ
ふーん。こういうの書く人なんですね・・。
歴史小説苦手な私です(-_-;)・・・・・