あの日から⑩~PTSD心理的外傷について
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- 2011/06/21 23:59:33
こんばんは、キコヒイ様のおばあさまが亡くなりました。
享年87歳、大往生とも言えます。
生前より気風のいい人で、歯に物着せぬ方でした。
2年前より、寝たきりでしたが、口は達者で、
「おまえはいいから孫の顔見せろ」
とやりこめられることもしばしばでした。
今年の初めごろまでは体調も良かったのですが、
やはり震災後、見る間に悪くなっていきました。
震災後3カ月過ぎ、からだの弱い方が身の回りで亡くなって
いくように感じます。
やはり、心理的外傷も関係するのでしょうか。
やはり、3カ月位から徐々に心理的な緊張がほぐれ、
気が抜けてしまい、急に体調を崩す人がいるようです。
ストレスは、実は生きる防衛本能であり、生を持続させる
方法では有効なんでしょう。
しかし人間はそんなに長く緊張を持続できないようです。
震災後の避難所などの映像で、余震に泣き叫ぶ子供を
見たりすると、あの子らはいまどんなだろうと心配になったり
します。
振り返るとTANA☆BE家でもおじい様がかつての元気が
無いように感じます。
しかし、子供たちは余震でも元気。
キコヒイママにどうしてか尋ねると、
「デカイ余震でも、パパがぼんやりしてるから、これくらいでは
大丈夫。と子供の中で決まっているらしいよ、
パパのボンヤリで助かったわ~」
えーとたぶん…
怒るところだよね?
寝たきりなどの人にはストレスを解消する機会がほとんどないと言っていいでしょう。
また、そのことを回りに言う機会もほとんどないのかも知れません。
デイケアの方も、心理カウンセリングまで出来る方も少ないでしょうしね。
子供達は、ある意味ストレスの緩和方法を自分たちで知っているようなところがあります。
大人が見習うべきところもあるのかもしれません。
政局争いは、きっと関係ないと考えている人たちには面白いんでしょう。
しかし関東を中心に、これからが放射能の恐ろしさが浮き彫りになってきます。
自民は何とかして原発維持に持っていきたい様だし、民主は意見がバラバラ。
今までのツケを一気に払う格好になってしまって、お互い大変なドタバタコメディ。
悲しいかなこの一年以内に(いや、夏までに)対策を決めないともっとも危惧しなければ
ならない状況になるというのに…。
心と体は表裏一体なんだと思い知らされます。からだの弱いものが先に脱落するのも。
こちらも待ったなしですね。
私はやっぱりボンヤリなのかな~
緊急事態の対処と免疫、精神と肉体は密接な関係があるのですね。
人間は両方身についていないといけないんですね。
私が「癒し」かどうかは分かりませんが、嘘でも落ち着くことは大切だとは感じました。
…でも後半だんだん慣れてきて、地鳴りの大きで震度が分かってくると、
無駄に動かなくなっていきます。
慣れは怖いです。
子供達はいついかなる時でも楽しい事を見つける天才です。
逆にストレスを解消してもらっているのかもしれません。
以前より口数が少なく酒量が上がりました。
…もっとも、政治の話が好きなおじい様が支持していた「あの」党があの体たらくでは
口数が少なくなって当たり前かも。
私ですか?ぼんやりですから!(苦笑)
ストレス障害と体の変調は密接にかかわっているとは思いますが、
なかなか、知られていないのが現状です。
寝たきりの人が変調をしやすいのは、ストレスを解消できる状態じゃないことが
大きな問題かとは思います。
震災後のストレスには急性のものと6カ月以上たたないと現れない
遅延型の物があると言います。
急性のものはある意味対処がしやすいでしょう。
症状が顕著に表れるのですから。
遅延型の場合はその兆候が見つけづらいと聞きます。
いつもはなんでもない人でも、一瞬ボーとする、眠れない、会話が少なくなった、
お酒やたばこ量が多くなったなどは危険サインだそうです。
被災地での心のケアはこれからが大事なんですね。
こういった問題は、素人考えではうまくいかないところがあるので、
カウンセラーのアドバイスを受けるなどの注意が必要ですが、
基本は「人を思いやる」なので仮設住宅や避難所生活では回りの人に
十分気を配る必要があります。
辛いですよね。ストレスを意識的に感知できれば対処もできますが、
無意識に感知してしまうと、知らぬ間に免疫が低下していきますね。
おばあさまのご冥福をお祈りいたします。
可愛らしいお子様ですね。
TANA☆BEさんは、ぼんやりなお人柄なんですね^^
やっぱり、お父さんが有事でも頼りがいあるって、いいですよね。
ご冥福をお祈りいたします。(*uωu)) ペコッ
気が緩んだあとに、どっと疲れがくる、とか、体調を崩すというのはよくありますよね><
今回の震災の心的外傷に比べるのは、本当に失礼なのですが、
私も仕事で徹夜続きの納期明けのお休みでは決まって体調をくずしました。
徹夜続きは結構平気だったんですが、終って気が緩むとてき面に恐ろしい頭痛が襲ってくるのです~。
行政は被災地の方々の心のケアも考えていってもらいたいと思います。
そう考えると本当に、今の政府の課題は山盛りで、政局争いをやってる場合じゃないだろー!ヽ(`Д´)ノ
と、憤りを覚えます!(#`皿´)<怒怒怒怒怒怒!!!
「ぼんやり」 いやいや、それはきっと奥様なりの最大評価なのですよ~!
本当は奥様、
「震災でもパパがどーんと構えているから、子供達が落ちついていられるのよ。ありがとう❤」
って言いたかったのだと思います!(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
ストレスを受けると交感神経の興奮によって、緊急事態に対処できるようになるのです。
が、しかしそれが長期間続くと免疫力が下がるのです。
免疫は副交感神経の優位がなければ有効に働きません。
ストレスとストレスの緩和どちらも必要なのです。
TANA☆BEさんのおおらかな態度が、お子様たちのストレス、家族のストレスを緩和しているのでしょう。
すてきなご家族ですね。
キコヒイ様のおばあさまのご冥福をお祈りします。