いわき市内の復興状況① 「JRいわき駅前」
- カテゴリ:日記
- 2011/06/23 09:50:03
いわき市への出張は4月・5月に引き続き、
今回で3回目になります。
市内の復興は、岩手県・宮城県に比べると
早いスピードで進んでいます。
今までは郡山で宿泊し、いわき市へ日帰りを繰り返していましたが、
やっと市内に宿泊することができました。
もっとも市街地ホテルは、相変わらず保険会社・工事関係者で
一杯で、離れたいわき湯元温泉の旅館、小名浜のホテルでの宿泊と
なりました。
JRいわき駅前は、ほぼ日常生活に戻ってようです。駅前で女子高生が
たむろしてしていて、グループで座り込んでいたり、
路上パフォーマンスでバンドが歌っていました。
地元の人に話しでは、震災直後の数日のいわき駅前は
JRが不通になっていたため、東京行きのバスが着く度、
避難する人が殺到し、凄まじい混雑ぶりだったそうです。
人通りは大分増えていましたが、観光客もほとんど来ないため
人の数はいまいちで、いろいろなお店も客が少ないように
感じました。
ちょっとほっとしました。
大阪で新聞だけ見ていると、まだまだ……というニュースばかりで。
それだけ被害の範囲が広く、程度もひどかったのだから、仕方ないのですが。
震災遺児のニュースなどは、同じ子を持つ親として読むに耐えません。
当初は市外に避難したのですが、やはり戻ろうということで
他の人達と一緒に戻ってきたそうです。
しかし、震災直後は水道・電気なとのライフラインが止まってしまい
ご飯を炊くのにも水が無いため、オレンジジュースで
炊いたら甘味がでるのではないか、と思い
炊いたところ、到底食べられたご飯ではなかったそうです。
また、一番困ったのがトイレで、初日はそのまましていましたが、
2日目からは近くの川に水を汲みにいき、
それで流したそうです。
なかなか復興も目に見えて進んでるように見えないのでもどかしいです><
今のお子さん達が、将来 力強く羽ばたいてくれる事を祈ります^^