過誤
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/06/24 15:34:59
握り合ったこの手を離すものなどありはしない
私のありったけを込めてあなたへと
あなたのありったけが私へと
流れ込んで行く
この手を通して
そう信じていた
見つめ合った視線をそらすものなどありはしない
私の瞳にはあなただけが
あなたの瞳には私だけが
映っている
永遠に目と目を合わせて
そう信じていた
刻みこんだ愛を消すものなどありはしない
私の心にはあなたの剣が
あなたの心には私の剣が
深く深く刺さっている
愛という血を流しながら
そう信じていた
今や 離れんとする手と手
そらさんとする目と目
流れを止めんとする血と血
全ては私の過ち
もうとり返せない日々
私の手と 目と 血が
今もあなたを求めているのに
Mark & CarL
みっちょんは詩を自分の言葉で
表現できるようになりました。
次のお題です。
おぉ、薔薇よ、その魅了的な病いは、
目に見えない病原菌となり、
夜中にめぐらを飛び回る。
まるで、ほえ叫ぶ嵐のように
終には汝のベッドで深紅色の歓楽を見つけ、
そして汝の暗い秘密の愛欲となり、
汝の人生を破壊し尽くす。
ありがとうございます。
最初はハッピーな詩にするつもりだったのに…。
何故か切ない詩になってしまいました(・_・;)
あ~、脱却せねば!!
ほんの少しのすれ違いが取り返しの
つかない事態を招く・・・
そんな気がする詩でした。