グアム整備事業費1.9兆円以上に
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- 2011/06/28 20:35:08
【ワシントン時事】米政府監査院(GAO)は27日、在沖縄海兵隊の移転を含むグアムの基地整備事業に関する報告書をまとめ、上院歳出委員会に提出した。報告書は、日米両国が負担する事業費の総額について239億ドル(約1兆9300億円)以上になると試算。国防総省による基本計画の策定が遅れているため「(同省が)合理的な裏付けを欠きながら予算要求する可能性がある」と指摘した。グアム整備事業の総額見積もりが公表されるのは初めて。
グアム整備事業をめぐっては、国防費の圧縮を目指す上院軍事委が沖縄海兵隊移転費の全額を「不要」として却下。普天間飛行場移設の「目に見える進展」や基本計画の提出がなければ今後も予算を認めないとする国防権限法案を先に作成している。巨額の試算が判明したことで、28日に本格化する上院歳出委の審議に影響を与えそうだ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011062800334
中国と尖閣諸島問題で揉めている中、在日米軍がグアムまで撤退するように沖縄で
反米運動が盛んになって着ています。
前の記事に、フィリピンから米軍が撤退した途端に、南沙諸島に建物を作られたと
言う様な事態が起きましたが、日本は自衛隊を強化することでこれに対応しようと
しています。
ですが、実際にはコストが掛り過ぎる上、東関東大震災の復興が優先されるため、
グアムへの基地移転への予算が国会で承認されるかどうか難しい所だと思われます。