七夕願い事
- カテゴリ:人生
- 2011/07/03 00:04:30
21世紀になって、科学が発達すれば
人類は幸せになる。
そうなった部分もあるけれど
違ってしまったこともたくさんあります。
日本の原発事故周辺地域の子供達の尿検査から
放射性物質が検出されてたのこと。
まだ低い数値ですが、子ども達の将来にどのような影響が出るのか。
そう思うとたまらなくなります。
子どもたちをどうやって守っていくのか。
空気中で吸い込んだものか、水か食物摂取か。。
あらゆる可能性を考えて行かねばなりません。
夏休みになると、県民一斉に、通学路などの汚染状況を確認
洗浄作業にかかるそうです。
それより回収した土や雑草などをどう処理するかの問題もあります。
夏休みだけでも、林間学校のような形で
他府県への疎開などを、政府が検討してもよいのではないでしょうか。
政治は政権争いの駆け引きばかり考えず、
国策として推進してきた原発事故対応を最優先すべきでありましょう。
政治の体たらく、原発の在り方を推し進めてきた歴史
今を生きる大人として、個々に深く考えるべき時期であるのかもしれません。
深い自戒の念と
子ども達の未来が無事でありますように。
そう願わずにはいられません。
2011年、七夕へ
日本っていい国だ。漠然とした安心感を持っていたような気がします。
裏切られた。。そんな想いが日に日に膨らんでいく感じです。
政治家の対応の在り方も末期症状です。
これにも驚くばかり。
それはわたしたち自身の責任でもあるのでしょう。
自分たちが、知らず知らずにうちに選択した結果なのだから。。。
チェルノブイリクラスの事故となった為、チェルノブイリの被害を調べると
まさに震撼でした。日本だと国土の60%が影響を受けるんです。
とにかく子どもたちは守ってやらねばなりません。
将来において、何かが起きれば、親御さんたちは自分を責めかねません。
加えて、原発作業員の健康。。これもしっかりとケアをしなければ
あまりにも酷い話です。
すべてが先にならないと分からないのです。。
事故発生直後、わたしたち自身も祈るような思いで収束を信じていました。
技術大国である日本だものと。。
蓋を開けてみると唖然とすることばかり。。
これほどまでに無知であったのか。。
現状に驚くとともに、自分自身を恥じたのです。。
遠く離れているからこそ、悲しい想いも募りますね。。
思い入れと愛情が強くなるから。。
3・11以降、日本は変わってしまいました。
未知の領域に入ってしまいました。
この日本でか。。という苦さに、涙が出ます。。
江戸住まいで幼い子供をもつ従姉はガイガーカウンターを持って
アチコチを計っているんだそうです。
政府に任せておけない。
マスコミも信用できない。
自分たちで身を守るしかない。
遠くから見ているだけの身分ですが、だからこそ憤りも感じています。
自分の祖国がそんな風になって欲しくはありませんもの・・・。
被災地報告を真摯に報道してくれる番組や
メディアなどを視聴するようにしているんです。
みなさん口を揃えておっしゃるのが
どこを向いても瓦礫だらけで、全然変わってない。
なんですね。。
何をしていたんでしょうね。。政治家たちは。。
そう思っちゃいますね。
朝日テレビの「朝まで生テレビ」を観ているんです。
もちろん録画で。。
今回の震災特集の政治家の発言ほどくだらんものは
なかったと、本気で思いました。
今までで最低でした。。これに驚く。。
この一大事に、リーダーシップをとれる政治家のいない日本に
嘆かなくてはなりませんわ。。
長い闘いとなるので、日本社会がどう変わっていくのか
ちゃんと見据え、考えてゆかねばならないでしょうね。。
関西もね、なんだっけ、地盤か何かが
自然放射能を発する石が多い地域らしく
線量は、他の地域比べて高いようなんですよ。
自然界にある放射線と原発から出る放射線は
異質な点が重要なのかもしれませんね。。
株主総会ね。。東電自体が各企業の大株主だって
こともあるので、複雑ですね。。
になってきてるんですかね
と思いたい混乱状態です
こりが単なる政権争いだと
すると、うんざりするくら
い政治屋さんが増えたのか
なと思うです。。。
この大事な時期だというのに何をしているんだ!と言いたくなります。
原発を作ったいじょう、これからずっと先々まで残るものなので、
どうしたら良いのか真剣に考えないといけないですね。
普通に街中で放射線量を測ると、福島のやばいところぐらいあるとか。
けっこうそういうところって、世界ではありそうですね。
それにしても東電。
株主総会のニュース見たけど、なんか予想通りすぎて。
ふう。
たとえ僅かでも、危険なことには変わりありませんからね。。
さきほどNHKでもやっていましたね。。
雨によって運ばれる放射能。
将来にどのような影響が出るのか
不透明な為、不安が募るところですね。
とにかく今の政治の在り方は酷過ぎます。
土壌を入れ替える、洗浄する。測定器を持って現状を知る。
出来得る限りの対策を急がねばなりません。
外で遊べないので、せめて夏休みだけでも他府県へ
臨海学校や夏の家みたいなかたちで
過ごすさせてあげることはできないんでしょうか。。
そんな事を思ってはみるんですが。。
そうなんですね。。
心機一転で、できる人は良いのですが
経済面の不安もあるでしょうしね。。何より故郷への想いは
捨てきれないものなんです。
自主避難となると、公的支援が受けられないようなんです。
そのあたりもネックとなっているようです。
政府主導で、夏休みの間でも沖縄に海の学校みたいなかたちで
外で元気に遊べる環境を与えてあげてもいいのにと、心から思います。
そんなパスがあるんですね。面白そうです。
新幹線をうまく利用すれば、日帰りも可能なのかな。
早朝に出発してね。
平泉は行ったことがありません。
東北は関西からだと、大変なんです。
それだけ遠いってことなんでしょうね。
だからこそ、意識を持って、復興の行方を見守って
行きたいと思っています。
自然界に存在しない物質。
どのような影響を与えるのか、おおまかことしか
分かっていないのが事実ですね。。
だからこそ恐ろしい。
まさに、医療行為だって、危険扱いなんですものね。。
原子力の専門家の間では
「核との戦争中」という言葉を聴いています。
それほどの事態なんですね。。
科学は人の未来を明るく照らすものであって欲しい。
その在り方や方向性を見失うと
自らを滅ぼしかねないと
自覚せねばなりませんね。
これから、しっかりと事実を見つめて行かなけれ場ならない時期になっていると
思っているんです。
疎開できるかどうかは、経済的理由によるものがほとんどですね。
考えれば当たり前です。仕事と家を捨てて、見知らぬ土地で暮らしていける人は
ごく限られていると思います。
先が見えない。良く分からないことが不安なのですね。。
ふとね、森永ヒ素ミルク、水俣を重ねてしまうんです。。
将来に何かあれば、親御さんたちは自分を責めてしまわれるのではないか。
そんな悲劇をまた繰り返すのか。。
怒りが湧きます。
それとね、検出されたお子さんは、非常に意識の高いお家なんです。
放射線対策をされているからこそ、測定も検査も積極的に行っているんです。
日常生活でも充分すぎるほど気配りをされていて、なんです。。
全面的な政府による検査は以前、実施されていないんじゃないかな。。
そうなると、どのような結果が出るのか。。
このあたりは言葉になりません。
自主避難の場合、支援が受けられないんですね。
だから留まり、迷っておられる家庭もあると聞いています。
現実を見つめ続ける勇気を持たなければならない。。
何が起こっているのか。。
最近、わたしはそう考えているんです。。
今回の事故の放射線の影響は大きいでしょうね・・・
わずかだとしても、危険がプラスされたことは間違いありません。
早急に対策を取らねばならないのに、国はなにをしてるんだろうと思います。
せめて日常生活だけでも、早く平穏な日々を送れるようになってほしいです。
身軽な人、度胸のある人は引っ越しもできるけれど、
しがらみや、先行きの不安がある人はなかなか踏み切れないのかな、と思うのです。
受け入れ支援などもしているはずですが、お金のない県ではなかなか行きとどかないものです。
せっかくですから、どこへ行こうか考えていたのですが、界遺産記念で平泉に決めました。
平泉と中尊寺を調べながら、奥州藤原1族の思想に畏敬の念を抱きました。
平安時代の末期、戦いに備えた城壁でなくて、恒久平和を祈念して
浄土思想の仏国土を目指して建立した中尊寺と、毛越寺。
つつましい日帰り強行旅行ですが、
帰りは仙台から、被災地の松島に寄って、そこで消費してこようと考えています。
これから、考えて生きていかなければいけないことがいっぱいですね。
自然界に存在する以上の量を人工的に作り出せば
微量であっても危険は危険です。
医療用にやむなく一瞬浴びる放射線でさえ
事前の問診、隔離した環境、鉛などの遮蔽版による保護などは欠かせないじゃないですか。
私たちが子供の頃、鉄腕アトムに代表される近未来アニメーションや特撮
SF小説、少年雑誌のグラビア特集などで夢見た、科学が勝利した時代は
予期せぬ(予期できたはずなのに目をつぶって突っ走った結果の)副作用が
便利を押し潰しかねない勢いです。
「宇宙飛行士になりたい」
「空中都市や地下都市がある未来都市を作りたい」
「空飛ぶ車で走りたい」
何十年も昔に、子どもたちが無邪気に短冊に綴った願いは
美しいままではかないませんでしたね。
今、子どもたちは、どんな夢を書き記すのでしょう?
夢が美しいままかなう努力を、夢見る子どもたちだけに任せてはおけませんね。
検出された子供たちやその親御さんらの心境はいかばかりのものか・・・そう考えると言葉になりません。
また同じ環境にいる(あるいは いた)方たちも不安を覚えたことでしょう。
この原発事故で体内に飲み込んだのは放射性物質だけでなく、長く続く不安や怒りもあるのですね。
本当に子供たち(無論 大人も)に将来何事もないことを切に願わずにおれません。