Nicotto Town


黒猫の本棚。


本棚。29


文学少女シリーズ
1.「“文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】」
2.「“文学少女”と飢え渇く幽霊【ゴースト】」
3.「“文学少女”と繋がれた愚者【フール】」
4.「“文学少女”と穢名の天使【アンジュ】」
5.「“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】」
6.「“文学少女”と月花を孕(だ)く水妖【ウンディーネ】」
7.「“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 上下」

著者・野村美月 挿絵・竹岡美穂 出版・エンターブレイン(ファミ通文庫)

書けなくなった作家が、再びペンをとる話。
プレイボーイが、理想の“運命の女”を得る話。
自分の悪意に飲まれた女の子が、なんとか立ち直る話。
素直になれない女の子の、初恋の話。

切なくて痛々しい、シリアスなラブコメディです。

ですが、彼らの繰り広げるドラマには興味ありません。
“文学少女”天野遠子の書評がすごく素敵なんです。

「『野菊の墓』は摘み立ての杏の味ね。やわらかな酸味と幸せな甘さが 舌にじんわり染み込んで、切ない苦さに、胸がきゅっと締め付けられるのよ!」

「金子みすゞの詩集は、まるで桜餅のようね。甘いあんこを、桜色のつぶつぶのお餅が優しく包んでいるの。」

「賢治の作品はとても素朴で、土や風や光の香りがして、透明で切なくて、懐かしい感じがするの。たとえば、風が爽やかに吹く畑で、土のついたトマトを服の裾でごしごしこすってかぶりつくような―――。」

あぁ、私は全ての作品を読んでないんだな。読みたい><。って思います。
とはいえ、古典文学はどうにも読む気がしないのですが。いづれ、そのうち・・・おそらく・・・いつになるやら(笑)

アバター
2011/07/07 21:06
なかなか素敵に、ドラマチックなお話なんですけどねw 趣味に合いませんでした(笑)

おばあちゃんになってから、いいですね^^♪ 考え深く読めそうです。きっといつかは!
アバター
2011/07/07 19:51
ドラマには興味ないんですね(笑)

でも、わかります。
私も古典ってほとんど読んだことないので、いつかは!って思ってます。
おばあちゃんになってからでもいいかな。
アバター
2011/07/07 13:50
しょうちゃん
それは良かったです♪ わかりやすいのは良いことですね^^*

古典文学は現代文学と同じ感覚で読むと、目が文字を追うばかりで、意味が入ってきません。
なので、読むのに少しばかり、気合と勢いが必要だなと 思います。
それをとっつきにくいと 言い表すのは・・・負ける気がするので遠慮いたします(笑)
アバター
2011/07/06 19:50
こんばんはー^^
素敵な書評に出会うと嬉しいですよねvv
食べ物に例えると言うのは食いしん坊には大変わかりやすいです(笑)。

古典文学ってちょっととっつきにくいよね…^^;




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