七夕
- カテゴリ:日記
- 2011/07/07 00:21:11
●七夕
7月7日は、七夕です。
七夕は、日本、中国、ベトナムなどにおける節供、節日の一つです。
旧暦の7月15日の夜に戻って来る祖先の霊に着せる衣服を機織して棚に置いておく習慣があり、棚に機で織った衣服を備えることから「棚機(たなばた)」という言葉が生まれたそうです。
「七夕」は古くは、「棚機(たなばた)」や棚幡と表記したそうです。
これは、そもそも七夕とはお盆行事の一環でもあり、精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方であることから7日の夕で「七夕」と書いて「たなばた」と発音するようになったという説もあります。
これに中国から伝わった織女・牽牛の伝説が結び附けられ、天の川を隔てた織姫(織女星、こと座のベガ)と彦星(牽牛星、わし座のアルタイル)が年に一度の再会を許される日とされたそうです。
その後仏教が伝来すると、7月15日は仏教上の行事「盂蘭盆(盆)」となり、棚機は盆の準備をする日ということになって7月7日に繰り上げられたそうです。
もともとは、旧暦の7月7日の夜のことですが、日本では明治改暦以降、お盆が7月か8月に分かれるように7月7日又は月遅れの8月7日に分かれて七夕祭りが行われます。
五節句の一つにも数えられるます。