季節が正反対の随分前のお話です。。。

私が通ってた高校は　冬休みに入ると希望者だけで行くスキー講習がありました。
１年から3年までの希望者と　体育の先生と　先生方の希望者とで　観光バス1台に乗れるだけの人数４０～４５名ぐらいで行ったと思います。

私と仲の良かった友人が　ラグビー部の顧問をしてる体育の先生に憧れてて・・・
その先生がスキー講習に行くので　私にも一緒に行ってほしいっていうことで、
高校1年生の冬　初めてスキーに行く事になりました。

初めて行くスキーにワクワク心躍らせていました♪
場所は新潟県の妙高高原で、そんなに遠くに行くのも初めてでした。
初日はグループに分かれて、下の方で　転んだ時の起き上がり方や　ターンの仕方なんかから教えてもらって。
だんだん滑り方、止まり方なんかも教わって。

2日目の午前中は、下の方で滑ってたんですけど・・・
午後から　高い所へリフトで初めて上がりました。
みんなで　順番に滑って降りて行くんですけど・・・
不器用な私は転んでばっかりで・・・なかなか進みません＞＜；

そこで　一人の先生が
「こいつ無理やから　先に下に連れて帰ります～」
って　他の先生に言ってるんです。
（こいつって　私？）
（連れて帰るって？）
？？？？？状態の私に　その先生は　自分の腰につかまるように言うんです＞＜；
（先生は　高校生の女の子の気持ちを全然分かっていない・・・ｸﾞｽﾝ）
拒否する術を知らない私は　先生の言う通りに腰につかまって・・・
みんなの笑い声に送られて　降りて行くことに・・・。
悲しみに追い討ちをかけたのは　私を誘った友人が1番大きな声で笑ってたことでした・・・(T_T)
みんなが下に降りて来てから　友人が「さっきは笑ってごめんね。」ってちゃんと謝ってくれました＾＾

結局2年の時も3年の時も　その友人に誘われてスキー講習に参加したんですけど(^^ゞ
相変わらず、あまり上達はしませんでしたが　あんな事はもうありませんでした。ﾎｯ

友人は　憧れてた体育の先生の影響を受けて、就職組だったのに　体育の先生になりたいと　一生懸命勉強して体育大学に進学して、頑張っていました。
結局　先生になる夢は叶いませんでしたが、自分が決めた事はどんな事にでも一生懸命頑張る友人をいつも尊敬していました。
この活発な友人のお陰で　私も色んな事を経験出来たのかなって思います。
今は　年下の優しい旦那さまを見つけて　ちょっぴりお尻に敷いて　幸せに暮らしています＾＾