どっぷりつかるということ
- カテゴリ:日記
- 2011/07/10 08:07:51
ずっと古いマンガに、こういうストーリーがあった。
高校生くらいの男子が主人公のギャグ系マンガで
ゲストキャラの女の子が「最近彼が冷たい」と悩み
いろいろと問題を起こすというストーリー。
ラストの方のシーンで主人公の男子は女の子に向かってこう言う。
「キミはお風呂は好きか?」
回りにいた仲間?から袋叩きにあうが
「待て、オレはこれからまじめな話しをしようとしてるんだ」と難を逃れる。
女の子は、その言葉に
「お風呂は大好きよ」と答える。
「じゃあ、その大好きなお風呂に頭まで浸かったらどうなると思う?」
「溺れて死んでしまうわ」
「そうだよね、いくら大好きでも頭までどっぷり浸かってしまったら死んでしまうよね、
恋愛もそうなんじゃないの?」と、さとす。
それを読んだその時のぼくは「そぉだぁ」と感動して共感した。
その後男子は
「それで本題なんだけど、身体はどこから洗うの?」というのがオチだった(^^)
でも~、あれから数十年の年月が流れた今ではそうは思っていない。
「どっぷりつかるから面白いんじゃん」だ。
夢中にならないのなら、やるだけかえって時間のムダ、とさえ思っている。
でも、どっぷりつかってそれしかやらなかったら確かにマズイよね。
つまりは「どっぷりつかるために何かをする」ということ。
どっぷりつかるために仕事(勉強)をして
どっぷりつかるために食事も睡眠も十分に取る、ということ。
「それじゃあ、どっぷりつかってないじゃん」と言う人もいるかもしれない。
他の事はしないで、『それ』だけをやるから『どっぷりつかる』じゃないの?
と言うかもしれない。
でも、どっぷりつかるという事と時間の長さは比例しない。
どっぷりつかるという事とダラダラやるという事を
同じ意味だと思っている人はいないと思う。
つまりは、どっぷりつかりながら必要な事をする事を
同時並列処理していけばいいんだ。
ただそれだけなのさ(^^)
そうだよね、それだけでいいのなら溺れたいよね。
そこが『大人』の辛い所だね(^^)
ぼくは小学校のころスイミングスクールに通ってたよ。
泳ぎには、ちょっと自信あるんだ(^^)
うん、溺れないよ(^^)
溺れ切っても大丈夫かもなぁとか、
コッソリ思ったり。
やるべき事を何処までで線引きするかも、大切ですね。