Nicotto Town


夜の果てへの旅


口笛を吹く寅次郎

尾道から橋を渡って30分ほどで着く
瀬戸内海にある因島という島は
特別大きくもなく、かといって小さくもなく
大きなスーパーも何軒かあり生活には困らないという
どちらにしても中途半端な大きさの島であり
もともと大きな造船所があり、それで潤っていた島で
最盛期には随分華やかだったという町もいまは廃れて行くばかりだ
島は高齢化が進み、老人ばかりの島になってしまっている

とくに観光地という訳ではないが
景色だけは素晴らしく、少し歩けば山の頂上まで行ける
そこから見渡せば、海に浮かぶ小さな島々に
海面に反射する光が時おり幻想的な光景を見せてくれる
夜の静けさは、
ここ(東京)がいつも止む事のないノイズの中にあるのだ
ということに気付かされる

しかし本当に何もない
もともと観光客を当てにしていないためか
地元のおいしい料理を食べさせるお店などなく
みんな自分の家で食事を済ませてしまうようだ

ー+ー+ー+ー+ー+ー+ー+ー+ー+ー+ー+ー+ー+ー

自分はこんなところで生まれ育ちました
昔はそこを出る事だけを考えていました
いまは休みの度に帰るようにしています
年老いて行く両親に少しでも何かしてあげたい
と思いつつ、何も出来ていないままですが
帰る度に嬉しそうに迎えてくれる両親をみて
それだけでも十分親孝行なのだと思えてくる
あと何度そういった時間を過ごせるのだろう

そんな訳で3日から1週間実家へ帰ります
いつかキミを連れて行きたい
親たちはどんなにか驚くことだろうね

アバター
2009/05/06 01:07
東京をでたことのない私は、故郷を想う気持ちにすごく憧れています。 生まれ育った土地を離れて東京に住む という人に出会うと、やっぱりたくましさがぜんぜんちがう。と感じ、羨望のまなざしで見つめてしまいます。
尾道、映画でみてから、行ってみたい場所のひとつです。
アバター
2009/05/04 10:33
死んじゃうくらいびっくりしたりして←(嘘)
ゆっくりしてきてね^^
アバター
2009/05/01 08:05
若い頃は「田舎」というものがダサいと感じていたけど
最近では、田舎とか自然とかそういうのを求めるようになりました^^

体も心も落ち着くんですよねぇ。
田舎ってそういう力ありますよねぇ^^

一緒に居ると感じないけど、離れて住んで分かることもいっぱいですね
実家に帰ってご両親と、ゆっくりした時間を過ごしてきてくださぃ^^



Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.