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シン・ドラマ汁


ドラマ【江~姫たちの戦国~】

江~姫たちの戦国~
NHK 日曜夜8時~
【あらすじ】晴れて思い人・秀勝と結婚し、聚楽第に移り住んだは、幸せいっぱいだった。秀勝には、秀吉から関白職を譲り受けた秀次を監視するという役目を仰せつかっていたが、秀次の実弟である秀勝は、そんな必要はないと言う。秀次の屋敷を秀勝とともに訪れたは、弟と文学について楽しげに語り合う秀次を見て、意外に思う。一方朝鮮征討の準備は着々と進んでいて、秀勝も軍勢を率いて朝鮮に渡ることになった。は不安に思いながらも夫を送り出す。

【感想】思いのほか、朝鮮戦役のシーンはがんばってましたね。戦闘のシーンは当然ありませんでしたが、朝鮮での陣営のシーンがあったのは意外だったかも。まぁどう見ても日本のスタジオなんだけど。秀勝の最期(といっても死ぬシーンはなかったけど)に関わるシーンなので、あっさりカットはできなかったんでしょうかね。24才で病没とのことですが、何やらとってつけたようなエピソードを捏造してましたねw たった1ヶ月の結婚生活で授かった娘・完子(さだこ)は、秀忠に嫁する際、淀君が預かりゆくゆくは公卿に嫁に行くのですが、実はもう1人娘がいたという説があります。嘘か本当かわからないけど。ただそういう説があるということは、少なくとも秀勝と江の結婚生活が1ヶ月などという短い期間ではなかったことの裏づけになりそうです。先週も書いたように、最長で結婚生活が6年あったかもしれないので、娘2人説も頭から否定するべきものでもないでしょう。例えば幼少の時に死んでいたりすれば、家系図に載らなかったことも充分考えられます。ドラマではドラマチックにするため、もしくは三番目の夫・秀忠との仲をより強固にするため、たった1ヶ月しか結婚生活がなかったことにしたのではないかと思われます。

【今週の試験に出る史実】
●文禄の役…1592-93年 朝鮮半島 豊臣秀吉が主導する日本の遠征軍と、当時朝鮮半島を支配していた李氏朝鮮軍とが衝突した戦役。総大将は秀吉の養子・秀勝、関白でやはり秀吉の養子の秀次は自国の首都・京都を守り、当時太閤だった秀吉自身は肥前国名護屋(現在の佐賀県)に築城して戦の統括を行っていた。1593年、一度休戦するも、1597年に講和交渉が決裂したことによって再び戦に突入した。




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