アフガニスタン駐留米軍 撤退
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- 2011/07/15 18:09:19
アメリカのオバマ大統領が発表したアフガニスタンからの出口戦略に基づいて、今月から撤退を始めるアメリカ軍の第1陣の部隊が現地で離任式を行い、その一部が14日、帰国の途に就きました。
アフガニスタンには、現在、アメリカ軍10万人余りが駐留していますが、オバマ大統領は、来年9月までに3万3000人を撤退させ、うち1万人は年内に撤退させる出口戦略を発表しています。その第1陣として撤退を始めたのは、アイオワ州の州兵650人の部隊で、アフガニスタンの首都カブールの北にあるバグラム空軍基地で離任式が行われ、部隊の指揮官は「撤退する部隊の第1陣に選ばれ、われわれは幸せだ」と述べました。この部隊の一部は14日、軍の輸送機に乗って帰国の途に就きました。今回の撤退開始は、同時多発テロから10年目となる対テロ戦争の収束に向けた第一歩となります。しかし、アフガニスタンでは、反政府武装勢力「タリバン」が各地で攻勢を強め、14日も南部のカンダハルで自爆テロがあり、5人が死亡するなど、治安状況は依然回復しておらず、ことしの夏から秋にかけて撤退するアメリカ軍の部隊は小規模にとどまる見通しです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110715/t10014221461000.html
先日7月12日にカルザイ大統領の弟で、カンダハル州議会議長のアフメド・ワリ・カルザイ氏
が暗殺されたばかりですが、フランス軍も4千人の派兵している兵士の内、千人を撤退
させると発表しています。
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=557457&aid=29913143
しかし爆破テロは、隣国パキスタンを越えてインドにまで飛び火しているようです。
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=557457&aid=29942369