送り火のあと。
- カテゴリ:人生
- 2011/07/16 21:10:32
送り火を焚いて、
父上母上を見送った後、
精霊棚を片付け、
盆灯籠を仕舞い…、
こうして今年の夏が一つ
滞りなく終わったのでした。
こちらの世界にも、
そろそろ未練がなくなってきたので、
来年は一緒に向こう側へ渡ろうかと思います。
ただ、私が向こう側へ行ってしまうと、
私たちを迎えてくれる人が誰もいなくなってしまうという…
まあ、
その程度の理由で
仕方なくまだこちら側にいるという安寿は、
墓石のひんやりした冷淡さが好きです。
計画した放浪は、もはや放浪ではありませぬ…、
…と言うことはわかってらっしゃるようなので、
計画中の放浪ですが、 ☆\(ーーメ) ケッキョク ケイカク シテル ジャナイノ
まずは、福島の温泉宿、
それも自炊可能の湯治宿に、
食糧と仕事を持って、1週間ほど残務処理をしてこようかと。
次に、北アルプスの黒部五郎岳周辺をうろうろしようかと。
その次に、陸前高田市の被災地状況を確認するために、
ボランティアに紛れ込もうかと。
加えて、山形県の月山で山伏修行にはげもうかと。
その後、合宿免許で、大型自動車免許を取得しようかと。
そうこうしている内に、屋久島に流れ着き、
シシ神様の森を訪ねた後、
山尾三省の暮らした村を訪ねようかと。
ああああ、
煩悩に満ちあふれていて、
私はまだまだ成仏できませぬ。 ☆\(ーーメ) ナムサン
こちら側に居る理由は、私も似たようなものかもしれません。
仕事は苦しいですが、ささやかな喜びもありますし。
・・・と言うわけで、乾杯♪
木曜日までもう一息ですね。放浪の計画は定まりましたでしょうか(←変な日本語^^;)。