マラウイで反体制デモ、18人死亡 大統領退陣拒否
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- 2011/07/22 20:08:30
【7月21日 AFP】アフリカ南部マラウイで20、21日の両日、ビング・ワ・ムタリカ(Bingu wa Mutharika)大統領(77)の経済政策の失敗と民主的権利の侵害に抗議する反体制デモが暴徒化し、2日間で18人が死亡した。
首都リロングウェ(Lilongwe)と経済の中心地ブランタイヤ(Blantyre)では治安部隊が展開し、2000人余りのデモ隊を鎮圧。ムタリカ大統領は21日、国営ラジオで演説し、「悪魔に率いられたデモは敗北する」などと述べて退陣を強く拒絶した。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)によると、死者のうち少なくとも8人は北部ムズズ(Mzuzu)で治安部隊の銃撃によって死亡しており、また子ども6人を含む44人が銃傷を負って病院で治療を受けているという。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2814996/7531760
マラウイ共和国はアフリカ大陸南東部に位置する共和制国家で、アフリカ大地溝帯に位置する
内陸国であり、マラウイ湖の西岸にある南北に細長い国。東西の幅は90~161km、
南北の長さは900kmに及ぶ、イギリス連邦加盟国です。国土はほとんど高原上にあり、
マラウイ湖が大きな面積を占めていて1964年にイギリス連邦内の英連邦王国の形式で独立し、
国際連合にも加盟した国家でもあります。
マラウイの大統領ビング・ワ・ムタリカは元経済学者で、
2004年5月24日から第3代目マラウイ大統領を務めていて、
更に2010年より1年間、第8代アフリカ連合総会議長も務めました。
マラウイで反汚職運動を進めた大統領だと言うことです。