せっかくの黄金週間なのでどこかへ行かなければ！
という思いに駆られて、日帰り観光へ行くことに。
せっかく観光地だらけの地域に住んでいるので、ちょっと足をのばして京都・宇治市へ行ってまいりました。

午前中、まずはあの10円玉で有名な平等院鳳凰堂へ。
さすがＧＷ、朝から人は大勢おりましたが、平等院も負けじと広々です。
表門から入っていくとまずは樹齢200年の藤棚がお出迎え。
ラッキーなことに満開でした。
周りに植えられているツツジも満開で、とても華やかでした。

別途料金を払えば鳳凰堂内部へ入れるとの事、そりゃ入りますがな♪
さっそく受付へ行くと
受付「今販売している拝観チケットは12:20のですけれど…。」
現在11:00…、待てん！諦めました(´・ω・`)

気を取り直し、外からゆっくり見学。
鳳凰堂の正面に立つと、本尊の阿弥陀如来坐像が顔を覗かせｺﾝﾆﾁﾊ。
顔の部分だけ格子が丸く切り取られているので、よく見えるのです。
池では亀が気持ちよさそうに甲羅を干してます。
いや～、今日は良い天気でしたね。

池越しに鳳凰堂を見ながらぐるりと半周すると、次に見えてくるは鳳翔館。
これは平等院に伝わる様々な宝物が保存・展示されている博物館です。
鳳凰堂内部の壁を飾っている雲中供養菩薩像の約半分は鳳翔館に展示されていますし、
屋根にちょこんとついている鳳凰像一対もココにあります。（現在屋根についているのは複製品）
この鳳凰、尾っぽの部分がメカっぽくて結構格好良いのですよ。
素晴らしい芸術品の数々にかこまれて、あぁ幸せ(嬉´Д`嬉)

あと個人的に気に入ったのは鳳凰堂の裏手にひっそりとある羅漢堂。
本当小さなお堂なのですが天井には立派な龍が描かれていたので、夢中で覗き込みました。

午前中平等院を堪能し、次にﾃｺﾃｺと向かうは源氏物語ミュージアムです。
源氏物語・宇治十帖の舞台である事を記念(？)して10年前に造られた、割と新しめな博物館です。

正直期待をせずに入ったのですが、それが功を奏したのか中々に楽しめました♪
人がそれほどおらず、ゆっくり回れたのが良かったのでしょうね。
展示内容は、映像や実物大のセット・照明等を使って話のあらすじを説明したり、平安時代の文化等を紹介したり…。
牛車がね、意外とデカイ！
平安時代に良く使われていたお香なんかも嗅げました。

そして最後に立ち寄ったのは、宇治上神社！
昨日初めて知ったのですが、この神社も世界遺産に入っているみなのでついでに寄ってみました。
どうやらこの神社の本殿が現存する最古の神社建築物らしいです。ほぉー…。

と
上記の３ヶ所が意外と近場に密集していたのでヒョヒョイと観光してまいりました。
帰る前には忘れずに抹茶ソフトクリームも食べました。
宇治ですからね！
甘いだけでなく、ほのかな抹茶の渋みが良いですねぇー(´∀｀●）

久しぶりに素晴らしい芸術品達に触れられて、大満足の一日でございました♪