原作のマンガはちらっと見たのだが、
あまりにも少女漫画漫画していたので、
途中でギブアップ。

また、宮崎吾朗監獄の前作「ゲド戦記」が頭の中に
残っていたので、あまり期待しないで見に行った。

いわき駅前の映画館「ポレポレいわき」
初日なので混んでると思っていたが、
１００席のところ、４０人くらいですいていた。

仕事を早めに終えて、午後７時からの上映だったが、
レイトショーで割引になっていた。
午後７時からの上映でレイトショとはびっくりしたが、
これが最終上映時間ということ、また人数といい
いわきの復興はまだ咲きが長いと感じた。

映画自体は、１９６０年代の雰囲気をよく出していて、
その中での主人公たちの淡い恋愛がうまく当てはまっていたが、
サレっとした雰囲気で、これといったジブリ作品らしいメッセージは
残念ながら感じることはできなかったが、これはこれでいいとゆう気がした。

映画を見終わってから、改めて原作を最後まで読み通したが、
なんでこの漫画があのような映画になるのか、
また、原作にする必要性があったのか、疑問に感じた。

主人公の海が航海の安全を祈って旗を上げるシーン、
少年が飛び込むシーン、制服自由化を巡る学園内のシーン
主人公たちの兄弟という設定を除けば別作品とも言える映画になっている。

宮崎駿のシナリオでは、主人公の父親が乗っていた船の沈没シーンヵら
始まっていたのが思い雰囲気のため、
宮崎吾朗監督がバッサリと切ったなどの独自性を出したとのこと
それによってテーマ性が薄れた気もするが、見る人によって感想はことなるでしょう。

まあ、見て損は無い作品だと思います。