DRDR M4NA 第5話
- カテゴリ:日記
- 2011/07/28 10:19:40
~登場人物~
M内村 麻美(うちむら まみ)
M東野 美沙希(ひがしの みさき)
M田中 未来(たなか みらい)
M泉川 澪(いずみかわ みお)
N中村 奈津美(うちむら なつみ)
A夢野 愛梨(ゆめの あいり)
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麻美はすごく傷ついていた。
今まで、仲良くしてきた奈津美たちに電話やメールをスルーされて
とても苦しかった。
麻美は(なぜなんだろう。なんで切るんだろう。)と深く悩んでいた。
麻美は、最後に愛梨に電話をかけてみた。
電話の音を聴きながら麻美は、(愛梨も電話切るんだろうな。)と思い込んでたが
しばらくすると・・・・
愛梨「もしもし?麻美?」
麻美はその声に驚いた。まさか、相手から声をかけてもらえるなんて思わなかったからだ。
麻美はその優しい声にすがるようにして話した。
愛梨「なるほど・・・・奈津美ちゃんたちがね・・・・。」
麻美「うん。なにもしてないのに電話を切られるんだ。どうすればいいのかな・・・・」
愛梨「直接会って話してみれば?」
麻美「え!?」
愛梨「電話もメールもダメなら会うしかないよ。」
麻美「そっか・・・・。美沙希の家に行ってあってみようかな。」
愛梨「そうしなよ。頑張ってね。」
麻美「うん。ありがとう。」
愛梨「如何いたしまして。それじゃあねバイバイ」
愛梨はそういうと、電話を切った。
・・・・・・・・・・
愛梨「美沙希ちゃん、言わないかな。あのこと・・・・言ったらひどい目にあわされちゃう。」
愛梨はそうおびえていた。
麻美は美沙希の家の前にいた。
麻美は不安でいっぱいだったがそれを押し切り家の中へ入っていった。
家の中に入ると美沙希のお母さんが迎えてくれた。
母「あら。いらっしゃい♪麻美ちゃん。美沙希なら部屋にいるわよ。あがってって。」
麻美「ありがとうございます。」
麻美は頭をペコリと下げて美沙希の部屋へ向かい
美沙希の部屋の前まで来た。
麻美は一回深呼吸して美沙希の部屋のドアをノックした。
しばらくすると、
美沙希「どーぞ。」
という声が聞こえてきた。
麻美は、「お邪魔します。」と小声でいい部屋に入った。
美沙希「・・・・!?麻美!?どうしたの?」
麻美「えと・・・。今日の電話の事が気になって・・。」
美沙希「あ・・・ああ。」
麻美「なんか、奈津美ちゃんに電話かけたんだけど、何も言わずに切られちゃって・・」
美沙希「奈津美も忙しかったんだよ。きっと。」
麻美「でも、一言いうでしょ?」
美沙希「電話の音なんか聞こえなくて知らず知らずのうちに出るのボタンが押されてたんじゃないか?」
麻美「そうかな・・・・。美沙希もそうだったよね。」
美沙希「は?ウチは用事があって・・・」
麻美「でも、未来の声聞こえたもん。なんでウソつくの」
美沙希はしばらく黙った。
麻美「なんで私をさけるの!?酷いよ!」
美沙希は顔を上げた。その表情はとても冷たかった。
美沙希「避けてないし・・・気にしすぎだろ。」
麻美「ホントに避けてたじゃん!電話の時も嘘ついてさ!」
美沙希「うっさいな!気にしすぎなんだよ!麻美は!」
麻美「気にしすぎじゃない!気になるだけだもん!なんでよ!?その理由聞いたら帰るからさ!!」
美沙希「いい加減にして!そんなに気にすると何も楽しめないよ!?」
麻美「楽しめなくていいもん!!私はただ気になるだけだし!」
美沙希「・あっそ。ならほかの奴に聴いてこいよ!」
麻美「・・・美沙希から聴きたいの!」
美沙希「ふざけんな!誰から聞いても同じだろ!?」
麻美「違うもん!!ねぇ美沙希!話してよ!!!」
美沙希はしばらく黙ったが、すぐに口を開いた。
美沙希「・・・・・・・・・話したくない。」
麻美「なんで!?」
美沙希「あんたに話しても何もなんねぇから」
麻美「ねぇ!なんでおしえてくれないの!?」
美沙希「うっさいなぁ。・・・・・・てけよ。」
麻美「・・・・は?」
美沙希「でてけっ!!!人んち来て、文句言うなら帰れよ!失礼なんだよ!礼儀を考えろ!」
麻美「今はそれどころじゃないでしょ!?それに文句じゃない!聴いてるだけよ!」
美沙希「はっ。ウチからしたら文句にしか聞こえねぇんだよ!いいからでてけっ!」
美沙希はそう強く言うと麻美を部屋から出した。
麻美「なんで・・・話してくれないのよ。酷いよ美沙希。」
そう呟くと全力疾走で麻美は帰って行った。
美沙希「麻美。ゴメンな。もう少しの辛抱だよ。」
美沙希はポツリとそう呟いた。
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- つぐみ
- 2011/07/28 10:27
- なんやねんな~なんでこんなん小説かけんねんな~感動したわ~またつくってや~
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