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シン・ドラマ汁


ドラマ【新・警視庁捜査一課9係】【ブルドクター】

新・警視庁捜査一課9係
テレビ朝日 水曜夜9時~

【あらすじ】川原で額と頬に半円形の打撲痕が対称についている中年女性の死体が発見された。持ち物から運送会社元社長の未亡人・ユリ子のものとわかる。ユリ子は後妻として結婚した夫の死後、1人でマンションに移り住み、家事は家政婦にやらせて悠々自適の生活を送っていたらしい。加納浅輪はそのマンションに行き、家政婦がちょうどユリ子がいなくなった頃から行方不明になっていること、高額なルビーのネックレスが紛失していることなどを突き止める。加納は宝石箱の中から出てきた古そうな百合の折り紙を気にしていた。

【感想】ちょっと後半のお涙頂戴シーンが長すぎましたね。ユリ子の性格設定がイマイチわかりづらいというか、少しちぐはぐだったので、余計にお涙頂戴シーンが苦痛でした。昔産んだ子供を思ったり、自分がぶつかってしまったことで亡くなってしまった母親の子供に贖罪の気持ちを持ちながら生きてきたにしては、世話になった夫が作った運送会社の危機に金を出そうとせず、家政婦にもつらく当たったりとか。まぁ家政婦は運送会社の社長のスパイだったんで、わざとユリ子について悪く言ったのかもしれませんけどね。あのネックレスを修理に出したと聞いて慌てて取りにいったのは、イミテーションだとバレるのを恐れてでしょうか。売ったことを何故秘密にする必要があったんでしょうね。なんだかよくわからないな。亡くなった人の遺志を明らかにするという意味では、遺留捜査に似た感じだったけれど、あちらのがまだそれが専門だけに、展開に不自然な点が少なかったような気がします。9係はあまりお涙頂戴に走らないでほしいな。それと、古村比呂ってまだ45歳なのに50歳の役やってて、全然違和感ないほど劣化してて悲しかった…。逆に35歳頃の回想シーンが違和感アリアリでさ。何が酷いって肌の小じわが酷かったですね。ほんと、地デジの時代になって女優はつらいよな。一般人だったらまぁどうでもいいってか、私の場合アンチエイジング気にしてないのねと逆に好感を持つんですが、女優さんにはやっぱりきれいでいてほしいものですね。


 
ブルドクター
日テレ 水曜夜10時~

【あらすじ】康介が友人を家に連れてくるというので、珠実は楽しみに待っていたが、息子が連れてきたのはなんと釜津田。そこで初めて、康介が通う祖母の書道教室に釜津田も通っていることを知る。釜津田名倉が自分と特に結婚するつもりがないことを知り、神社に良縁祈願の絵馬を奉納しに行く。そこで同じく絵馬を書いていた女性とすれ違うが、神社を出た時、その女性が道端に倒れているのを発見。すぐに通報するが、彼女はくも膜下出血を起こしていて、脳死状態になってしまう。

【感想】私も、なんで心臓を取った後に解剖しないのかなと思って見てました。だって心臓が動いていて、移植しても問題ないということは、心臓は健全だってことですよね。なら死因があるとしたら別の部位なので、他を徹底的に調べればいいだけなんじゃないのって思ったんだけど、ダメなんですね、日本の法医学では。つか、日本はダメダメって言うけど、海外がどの程度法医学が進んでいて、どこの国がどうなのかさっぱりわからないので、日本のことだけ言われてもなんだかなぁって感じ。それはアリアドネの弾丸でも言えることなんですけどね。今回ちょっと、珠実があまりに息子とベタベタするので、どうなのって思いました。小学生の低学年くらいまでならありえるかなと思うのですが、小学3年ともなると、そろそろ親が鬱陶しくなってくる頃じゃないですかね。それとも最近の子はそうでもないのかな。小学生くらいまでは恥ずかしいけどベタベタするのはイヤじゃないのかな。まぁ個人差はあるとは思いますが、中学生くらいになると完全にアウトですよねー。しかし、いろいろ問題があるとはいえ、外から見ると大達家はとっても幸せそうに見えますよね。だから釜津田も名倉との結婚を意識したんでしょうね。しかし名倉は今時の草食系男子ってやつで、自分のための時間を優先したいタイプ。釜津田のことを嫌いではないようですが、どうにも積極性が感じられませんよね。そういや、釜津田は刑事課長に言われて彼の同期と飲みに行くようですが、それがどう出るか。まぁ箸にも棒にも引っかからないような男なら話にもならないでしょうけどねw




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